ひこうき雲

城です。

今日の午後2時半ころ、売地の現場を見に行った時、

道路の向こう側の歩道に、大きな望遠レンズを三脚にセットしたおじさんが、空を眺めているのです。

カメラの方向を見ても、あるのは空だけ。

思わず、「何を撮っているのですか?」と、聞いてみました。

その方が狙っていたものは、昼の月と、飛行機が重なる瞬間、だそうです。

言われてみれば、昼ですが月がうっすらと出ています。

その方角を、時々飛行機が飛ぶのも見えます。

この辺は、成田を発着する飛行機が良く飛ぶのは知っていましたが、

月と、飛行機が重なる瞬間が、シャッターチャンスになるとは、知りませんでした。

でも、そんな偶然は、めったになく、ただ、ひたすらそのタイミングが来るのを待っているそうです。

ちょうど、飛行機雲を出しながら飛んでいく飛行機があったので、

飛行機雲が出るのと、出ない飛行機があるけど、あれは何故でしょうねぇ…、とつぶやいたら、

高度8,000M以上の上空を飛ぶと、飛行機雲が出るそうです。寒い空気で、息が白くなるようなことらしいです。

でも、成田を離発着する飛行機は、この辺をそんなに高く飛ぶことばない。

だいたいは、アメリカから飛んでくる韓国の飛行機が、日本上空を通過しているのが、多い。

もしくは、大阪方面へ向かう飛行機だ。

と、教えてくれました。

その方の望遠レンズだと、飛行機の色やマークまで見えるらしいのです。

なんか、勉強になりましたぁ。

これから、飛行機雲を見るたびに、絶対思い出します。

その方、野鳥や富士山なども撮るらしく、いろいろと詳しくて、話が弾んでしまいました。

皆さん、人の話は聞いてみるものですねぇ。