後悔しない賃貸の選び方!チェックするポイントは?

賃貸物件を探す時、賃料や間取り、築年数、交通手段など、皆さんが重視されるところは色々あると思います。

自分の希望の条件を全てクリアした物件で、実際室内を内見したら中々良かった、ということで契約お引越し。

これで快適な毎日が送れるはず。

しかし、実際暮らし始めると、あ~失敗した~‼と思われることがあったりすることも、時にはあるようです。

いくら賃貸だからまた移ることができるといっても、せっかく高い費用を払って入居したのに がっかりしてしまいますよね。

 

今は遠方からお引越しなどの場合は、内見も無く決めてしまうケースもあるそうですが、今回は後で後悔が無いように、ネットの情報やお部屋の中だけではない

住み心地のチェックどころをご紹介してみたいと思います。

チェックするポイント

窓の方角

まずはその物件の窓がどちらの方角を向いているのか、そこは確認しておきましょう。

たいてい平面図に方角の印が付いているはずですし、ついてなければ聞いてみましょう。

日当たり、これは大事なポイントです。

主に光を入る窓、ベランダ側が南なのか北なのか、これは暮らしに思っている以上に影響があることです。

自分は朝出勤して仕事から帰って寝るだけだから。どうせ夜も昼もなくカーテン開けないから、日当たりなんてどうでもいい、と思っている方も多いかと思います。

でも主要窓が北向きとなれば、その部屋は暗くて寒いと思った方が良いです。

暗い部屋でも不便は無いとお思いかもしれませんが、日光の入らない部屋の押し入れなどが湿りがちでカビが生えやすく、暖房も他の部屋より早くつけ最後までつけていなければならなかったりします。

 

西向きの部屋であれば、もちろん西日が当たり夏の暑さは覚悟が必要でしょう。

エアコンやカーテンなどあるので、新しい高断熱の部屋だから、と思うかもしれませんが、西日ってすごい威力あります。

最近の真夏の灼熱地獄のような暑さは、人間の技術を上回ると思います。

一番理想的なのは南側とか東南です。都心でそれを探すのは難しいかもしれませんが、洗濯物は乾きやすいし、陽の光が入るということは気持ちも晴ればれとなるでしょう。

この気持ちの問題も案外大事なところなのですよ。

南側に窓があるといっても窓の外に高い建物が建っているとしたら、やはり日の入らない暗い部屋になってしまいますので、窓の向こうはどうなっているのか、そこは確認してください。

逆に、西向きの部屋でも窓の外すぐに建物があれば西日は防げるでしょう。

 

環境

環境とひと言では言えないとおもうのですが、

周りの音

近くに大きな道路がある場合などは夜遅くまで車の音がするし、学校や保育所があれば運動会など行事の時の音やご家族の送迎の車やら立ち話の親御さんなどが予想できます。

近くに繁盛する居酒屋があったとして、深夜までお客がでいりしている場合もあるかもしれません。(今はコロナウイルス感染があるから無いと思いますが)

そういうところ気にされない方は全然気にならないことですし、逆にそんな居酒屋があるところなら嬉しいよ毎晩行くよ、という方もいます。

が、中にはそういうことが気になって仕方ない、何とかしてくれ~、安眠できない、という方もいらっしゃいます。

工場、倉庫、大型駐車場があり車の出入りが早朝や深夜まである場合もあるかもしれません。

住む建物の周りに何があるのか、自分の生活リズムに会わないものがないかどうか、Google mapなどで調べておくのが、後でしまった‼とならない大事なことではないでしょうか。

自分が出す音

逆に、自分が出す音がご近所の方が気にする、気にし過ぎる方が住んでいる場合もあります。

例えば入居するお部屋の真下に、深夜働いて昼寝るようなお仕事の方が住んでいるとして(タクシードライバーなど)、普通の生活サイクルのあなたのご家族は小さいお子さまがいらっしゃるとしたら、

クレームは発生しやすいと予想できます。

ご老人の夫婦の上に住んだ場合も、生活リズムが違い過ぎて、ご老人にはもうすっかり就寝時間でも、若者はまだまだ宵の口、となりこれもトラブルの原因になる場合がございます。

住む前に、その建物に誰が住んでいるかは中々わかりませんから、

まずは部屋を紹介してくれた不動産会社に聞いてみるのが良いと思います。

以前この部屋には誰が住んでいたのか、その人はどんな理由で出て行ったのか?

転勤だからなど普通の理由ならば良いですが、そういう質問をされた段階で、何かトラブルがあったための退去だった場合は、その旨を教えてくれるはずです。

例えば当社でも、2階のお部屋に幼児の姉妹のいる家族が住んでいて、1階に老夫婦が、というケースがありました。

姉妹がテレビなどで好きなアイドルのダンスを見て一緒に踊るのが好きな可愛らしい子たちでしたが、それが響いてうるさすぎる、というクレームがあり、色々あった結果、2階のご家族はお引越しされたことがありました。

空いたお部屋に、同じような家族構成のご家族が内見される際は、以前あったことをお話し、入居後のトラブルを回避しています。

また、隣の部屋が建築関係の外国の人たちの寮だったという人の話を聞いたこともあります。

日曜日になると大勢集まってきて皆でパーティなのか歌声や騒ぎ声がして驚いた、ということがあったようです。

そのあと管理会社から話してもらったらだいぶ収まったようですが、そういうようなケースもあるので、気になる方はご近所がどんな方なのか聞いてみたら良いと思います。

個人情報は教えられなくても、そういう質問があれば、何かトラブルが発生しそうな要因があったら予め教えてくれるはずです。

共用部の確認

できれば自分が入居するかもしれない部屋だけを見るのではなくて、

他の部屋の玄関の周りやベランダ周り、自転車置き場やエントランスなどがあればそういうところをチェックしてみるのが良いでしょう。

そういうところで、なんとなく住人の生活を垣間見ることができることがあります。

例えば玄関周りやベランダに私物を山積みにしている、敷地周りにタバコの吸い殻やゴミ、ポスト周りはどうか、など。

どういうのが良いとか悪いとかはありません。

そういうところを見て感覚と違和感を感じるようであれば、心穏やかに住めない場合もあるかもしれません。

交通手段

交通手段で通勤や通学の目的の場所に近いかどうかは、皆さん必ずチェックするはずですが、

実際住んでみると、住宅街過ぎて病院や日常のお買い物、外食などの行き来がとても不便だったことに気が付く、というようなこともあるかもしれません。

自分の今まで住んでいる環境が普通だと思いがちですが、その町々に特徴があるので、例えば歩いていける範囲には何もなく、

自転車が必要だった、自転車どころか車が必要だった、などということも無きにしも非ずなので、その点も確認した方が良いかもしれません。

 

なんか色々ありすぎで、迷われてしまうかもしれません。

不動産屋を長くやっていて、ありがちなところ出してみました。

何を気にするかは人それぞれなのですが、予め知っているのと知らないのでは違うと思います。

今はGoogleマップという便利なツールもあり、行かなくてもその町を歩いていくかのように見ることができます。

お部屋以外に目を向けてみるのも、お引越し後の暮らしの心構えにもなるし、後でがっかりしないコツかもしれません。

梅津不動産でも賃貸物件を取り扱っておりますので、是非ご確認ください。

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また、ネットには出ていない物件もございますので、お時間がございましたら店舗まで来ていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。