家の住み替えや売るタイミングとは?実際にあった話を基にご紹介!

家を売却するって、一大決心ですよね。

人生の節目、出発、やむにやまれぬ理由、

いろんなタイミングがあり いろんな場合があります。

 

何故か 我が社は購入より、売却するお客様のお手伝いさせてもらう機会を多くいただいています。

皆さんがどんなタイミングで売却を決断されているのか、実際にあった話を交えてご紹介したいと思います。

家を売るタイミング

よくある家を売るタイミングを紹介します。

持ち主が亡くなった後に処分

一番多いのがご両親ともにお亡くなりになり、相続人であるお子さんは住む予定がない家を売却するケースです。

人が住まなくなると何故か家はどんどん痛んできまして、売却価格も下がってしまいますから、決断するなら少しでも早い方が良いと思います。

親御さんが亡くなって3年以内で、亡くなるまで親御さんがその家に住んでいた場合は、他にも要件はいくつかの要件があえば、売却後の譲渡所得税の控除などの優遇措置も受けられますから。

 

親御さんの家財道具などをかたずける時間がないからと、そのままにしている方も多いですが、そうなると維持管理費や固定資産税がかかるし、ご近所にも迷惑がかかる場合もあります。

残された相続人がまだ若くて元気なもので、いつでもできるよ、と思って年齢を重ねるいくうちに、突然お亡くなりになってしまったり、遠方(今どきは海外など)に引っ越されたり、中には認知症や寝たきりになってしまった、なんて場合もあり、そうなると手続きはん複雑化して、いつしか相続が 「空き家問題」になってしまうことも。

空き家問題になる前に、売却の決断をするのが 相続人もそのまた相続人にも良いことだと思います。

この家は誰のものになるの?誰がかたずけるの?と微妙な空気で何年もそのままであるより、売却して得たお金を相続人でいかようにも分けた方が関係も良くなるのではないかと思います。

 

ただ亡くなられた親の名義の家ですので、そのままでは売ることはできません。

親御さんが誰か一人に残すという遺言書があれば別ですが、相続人全員の同意はもちろん署名に実印の押印、印鑑証明書を集め遺産分割協議書作成して登記しないと、売却することができません。(だからこそ時間が経ってからでは複雑になってくるのです)

それは残された家の価値が10億円でも100万円でも同じで、どんな場合でも必ず行わなければ売却はできません。

どなた1人の名義か、相続人全員の共同名義とか、にしてから初めて売却することになります。

 

でも時々相続がまとまらない場合もあります。兄弟仲が悪く話し合いができない、誰が多くもらうかでもめる、兄弟の一人がどこに住んでいるかわからない、行方不明の兄弟がいる、なんていう時は その方を探し連絡がつくまでは相続はできません。

そんな行方知らずの兄弟がいるのだったら、あらかじめ親御さんと相談をして遺言書を書いてもらうか、親御さんが元気なうちに処分してしまう方ば良いということになります。

 

後から知らなかった相続人がいたことが判明したケース

亡くなった方(仮称Aさん)の妹さん(仮称Bさん)から、兄の家を売って欲しいとご依頼がありました。

Aさんは未婚でお子さんもいない、ご両親も亡くなっている。ということで相続人はAさんのご兄弟です。

Aさんの兄弟は、売却の依頼をしにきた妹Bさん以外に、健在の姉Cさんと亡くなった兄Dさんがいるとのことでした。

Dさんは亡くなっているので、Dさんの2人のお子さん(甥と姪)が相続人となります。

兄弟CさんとDさんの子2名の同意は得られたのですが、戸籍を調べたら実はもう一人誰も知らない兄弟Zさんがいたことが分かったのです。

 

昭和の初めのころ、生まれてすぐに他家へ養子となって出て行ったZさんのことは、兄弟は誰もその存在をしらなかったのです。

兄弟Zさんの存在さえしらないのだから連絡先も住所もわかりません。

司法書士さんの協力で時間をかけてZさんがどこに住んでいるか見つけだすことができたのですが、やはりもうお亡くなりになっていること、Zさんにはお子さんが2人いることがわかり、今度はその2人とお会いして、事情を聴いてもらい納得し同意し実印押印、印鑑証明書提出、というところまでこぎつけることができたのは、時間はかかりましたが本当にラッキーでした。

それで始めて売却ができるようになったのですが、半年ぐらいはそういったことで費やしました。半年なら早い方。

いざ相続となった時に戸籍謄本など調べてみると、中には え?お父さん再婚だったの?子供がいたの?…と知らなかった事実が判明する可能性はゼロでは無いし、相続人の一人が行方不明なんて場合は、相続はどうすることもできません。

持ち主である親御さんが亡くなった後に家を処分するつもりならば、そのあたりを家族で話し合っておくか、遺言書を作成してもらうことが大切です。

 

配偶者が亡くなったタイミングで売却

ご主人が亡くなって一人暮らしになったから、自宅を処分したいというケースも多いです。

ご夫婦のどちらかが亡くなるころには、築年数40年50年というのが多く、外壁や屋根、給湯器や床など、修繕費や改装費がかかります。

そんな古くなった家は土地として売ることができます。

だったら元気なうちに大きな家を処分し、子ども家族と同居、子どもの家のそばの小ぶりなマンションに引っ越す、あえて賃貸に住む、という選択をされる方もいらっしゃいます。

賃貸は家賃や更新料はかかるかもしれないけど、家の修繕費を考えれば気楽かもしれません。

売却して得たお金は、生きているうちに自由に使うことができるのもメリットです。

マイホームを売る場合、3,000万円までの譲渡所得の控除や長期所有者の軽減税率も使えますのでメリットもあります。

ひとりになったのをきっかけに家を処分するとしたら、引っ越しという一大事をやってのけなければなりませんので、ある程度お元気で頭もしっかりしていないと難しいですが、断捨離もできるのでスッキリと心機一転できますね。

 

お子さんがいらっしゃらないご夫婦で、ご主人名義の家で ご主人が亡くなった場合(親はすでに他界)には、全て妻に残すという遺言書が無い限り、相続の権利は妻とご 主人のご兄弟となります。(妻3/4、兄弟1/4)

このご兄弟1/4の持ち分は、兄弟の人数でさらに分けられることになるのですが、どんなに少しでも権利は権利です。

権利のあるご兄弟の署名、実印、印鑑証明書がないと相続手続きができません。

ご兄弟に相続放棄をお願いするとしても同じです。

以前あったケースで、子供のいないためご主人が亡くなったため夫のお姉さんが相続人の一人になってしまったので、80歳過ぎた義姉に印鑑証明をお願いしたら、今まで一度も印鑑登録をしたことがなく、新たに印鑑登録をして欲しいとお願いしたところ、認知症になって施設に入っていて名前も書けなかった、ということがありました。

なので、お子さんがいらっしゃらないご夫婦は遺言書を書きあっておく方が、残された方がその後の財産の処分をスムーズにできて安心です。

 

家族が減ったタイミングで

大家族から核家族になったタイミングで決断される方もいらっしゃいました。

 

ご両親とご夫婦と子供さん2人の6人家族でお住まいだったお客様は、ご両親とも介護して看取られた後、もう大きい家は必要ないから売却したい と決断されました。

お子さんも就職 独立し、夫婦2人暮らしになった今、長年住んでいる大きい家には親の代からの荷物があふれていて、いつか自分たちが死んだ後に子どもたちがこれを処分させるのは大変だから、自分たちが元気なうちにかたずけて、必要なものだけ持ってシンプルに暮らしたい、とのことでした。

自分たちが年老いてから、荷物のかたずけや引っ越しは大変なので元気なうちに実行し、年老いたり一人になった時は老人ホームに入りたい、とのお考えです。

頭で考えるのは簡単ですが、それを決断して実行するのは勇気のいること。

ご両親の介護や自宅以外の不動産の管理などでご苦労があったからこそだと思います。

 

親の不動産の処分で苦労した方であれば、きっと自分が亡くなった後のことが想像がつきやすいから、前もって整理したり遺言書を作って置いたりする心構えがあると思います。

遺言書があるからといってもそれが不服だという人が出て来る場合もあり、遺留分の請求をされる場合もあります。

そこを考えるとまだ元気なうちに思い切って処分して、処分したお金と年金で介護サービス尽き老人住宅や老人ホームなどに住む、というのも良い選択だと思います。

売却したお金は、不動産と違い自由が利きます。孫の教育資金に回したり、お子さんの住宅資金にすることもできます。

 

その他のパターン

自分の仕事関係など借金を清算するために自宅を売却したい ⇒ 借金を上回る価格で売却できるかがカギです。

今の家を売ったお金を元手にもっと大きな家に買い替えたい。⇒ マイホーム買い替えの特例が使えます

 

まとめ

ある日具合が悪くなり、いつもの病院に行ってみたら救急車で大きい病院へ運ばれ そのまま入院、手術 等々、結局家には一度も戻れずに帰らぬ人になった。

葬儀後 お子さんたちは忙しく かたずけにこられず、家は数年の間そのままの状態で放置。

そんな家に査定に行かせてもらったことがありました。

病院に行った日のまま時間の止まっている家。

冷蔵庫の中身はさすがに処分していたけれど、テーブルの上のリモコンや新聞や雑誌、壁に貼ってある好きな歌手のサインの色紙、趣味の道具、室内に干した洗濯物…、ベッドの上の起き上がったままの寝具。

家はその人の人生そのもの と思う瞬間でした。

 

家を売る という決断は一生に一度あるかないか。

価格や税金など数字を見て得か損か だけではかたずけられない気持ちの整理も大切な要素です。

家族の仲の良さや家族構成など事情によっても違ってきます。

全てが計画通りに進むわけでもなく、これが一番良い方法です、この時期が売る時です、と誰にでも共通の答えはないです。

その方の生き方、考え方によって 不動産の売るタイミングは人それぞれ。

タイミング良く売ることができる場合、タイミングを逃してしまう場合、タイミングに売りたくても売れない場合。

 

でも、家を売るという決断を下す時は来るのですから、その時に備えて慌てないようにして下さいね。。

 

どんなケースの売却でも、不動産の売却には不動産会社が重要な役割を果たします。

仲介であれば仲介手数料がかかってしまいますが、不動産は大きなお金が動くもので一生に一度か二度のこと、プロの業者の助けを得て、間違いの無い、トラブルの無い取引をすることが必要だと思います。

もちろん、当社はどんなケースの売却でもお手伝いさせていただきます。

いくらぐらいで売れるのかな?相場はどうなの?荷物をどう処分すれば良いの?売るにはまずどうしたら良いの?

質問だけでも全然かまいませんので、お気軽にお問い合わせください。

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