米沢箪笥

体のふしぶしが痛い城です(齢ですね~)ヾ(- -;)。

母の実家を、改築することになり、

いろいろもの処分すると聞いて、思わず「欲しい」といってしまった、

私の母の母、つまり祖母の箪笥が、山形からはるばる送られてきました。

祖父の葬儀の時(25年前)に、田舎に行って見つけた時から、

お婆ちゃんの嫁入り道具の箪笥、ずっと欲しかったのです。

(家のすみに追いやられている感じでおいてあったので) 

 

写真ではフラッシュが反射してツヤがあるように見えますが、

かなり傷んでいて、キズもあり、

右の扉は、わざと開けているわけでなく、

閉まらない状態。

 

金具は錆だらけ。

少しづつ手入れしていきたいです。

 

ネットで調べたら、こういう箪笥を、「米沢箪笥」というらしいです。

私の父と母は県境の宮城と山形出身です。

母は、東京で働いている父とお見合い結婚して、東京に出てきました。

私は東京で生まれ東京で育ち、両親の実家には、何年かに1度くらいしか行くことがなく、

あまり祖父母と会う機会はありませんでした。

しかも、祖母は私が小1で亡くなったから、会ったのは数えるほどでしょう。

私が生まれる時、祖母が東京に手伝いに来てくれたそうです(50年も前の話)。

祖母は、きっとその時初めて東京に来たと思います。

生まれた私を見て、

「この子は、大きくなったら東京弁を話すようになるのかね~。」と言ったとか…。

私の東京弁は、ちょっと東北なまりが入った、そして下町風の変な言葉使いですけどね(*_*)

まさかその時は、自分の嫁入り箪笥が、東京まで運ばれることになるとは、思いもしなかったでしょう(*^-^)。