食いしん坊の家系

いつも心の中で美味しいものを追い求めている城です。

いつも美味しいものを探す気持ちは、もう本能の中に組み込まれていて、

例えば男の人が、道を歩いていて、綺麗な女性がすれ違えば、必ず見てしまうのと同じだと思います。

 

この気持ちは母親からの遺伝だと思います。母は、私よりもっと、美味しい食べ物を探す気持ちは強いです。

妥協はしません。遠くからでも取り寄せます。少しくらい高かろうが、送料がかかろうが、美味しいものを買おうとします。

幸い、母は高級なデパートに買い物に行くとか、あちこち食べ歩きに行く、という事が無いので、

買い物の範囲は、知り合いや親せき、近所のお店及び口コミの範囲ですから、

大したことも無いのですが、それでもエンゲル係数が高くなるのです。

 

 

隊長も、食にはこだわりがあり、チョコやケーキを食べる時は、

必ずコーヒー豆をゴリゴリ引くところから始めます。

ちょっとチョコレート食べるだけなのに、「コーヒー豆挽くところからやるのかよっ」っと、

横目であきれて見てたりしますが、一人静かにコーヒーとチョコを楽しむわけです。

 

他にも、例えば残ったかまぼこ1キレ食べるのに、小皿にわさびと醤油をだし、

カレーには福神漬けとラッキョウが、添えられていないといけないのです。

省略は無し、です。

 

 

しかし、誰もがそんな風に食にたいしてこだわりがあるというものでもないということが、

当社の渡邊と青野と話していてわかりました。

渡邊は、出されたものを、ただ食べるだけで、何を食べたい、という事は無い、と言うのです。

食を楽しむ、なんて考えたことはない、そうです。

チョコはチョコの味だし、ケーキはケーキの味、で、

世の中には、まだ知らない料理や、美味しくて安い店とか、その地方でしか食べられない食べ物とか、

品種改良されて甘くなった果物とかが、あるかもしれな~い(≧ヘ≦) 、なんてことは考えない、そうです。

 

早く起きたり、並んでまで、ラーメンを食べる人の気がしれないそうです。

 

 

なるほど~、人にはいろいろあるものですね~。