国際化の世の中、ここ水元の不動産屋にも、近頃はいろんな国の方がいらっしゃいます。
外国人とは仕事しない、なんていう事は言えない時代です。
今回こられた、お客様は、スリランカの方でした。
中古車販売、輸出等のお仕事を、会社を設立し社長として、昭和64年からやっているそうです。
今までの場所が区画整理で立ち退きしなければならず、新しく営業できる場所を探しに来たのです。
日本語は、日本人より上手(確実に私よりうまくしゃべる)。一緒に来られた日本人の奥様は、楚々とした美人さんでした。
当社が管理している倉庫を、1年くらい前から契約して使ってくれている方は、バングラデシュ人の社長さん。
中古の厨房機器を販売していて、環七沿いにお店を開いています。
契約の時初めて私はお会いしたのですが、スラッとして、今どき流行りの服を着こなして、モデルのようなイケメン社長さんで驚きました。もちろん、日本語はものすごく上手。
賃料も、早めにきちんと支払ってくれるし、何かするときは、ご近所に挨拶したり気遣いも素晴らしい。
お二人に共通して感じたのは、「商売人だなぁ」、「頭良さそう…。」
考えてみれば、外国から右も左もわからない日本にやってきて、自分で会社、店を設立し、5年、10年…と経営を続けるのは、
大変なご苦労だと思います。
日本人が自国で店や会社を続けてゆくことだって、大変なのですから。
私の10倍以上やり手だわ。
韓国や中国の方も、何人かお世話させていただいておりますが、身近で話してみれば、皆さん考えていることは、日本人と変わりません。
韓国の方は、私の母が会社にいれば、必ず何か温かい言葉で声をかけてくれます。
お年寄りに敬意を表すお国柄なのだと感心します。
日本人のお客で、母が口を出すと、「あんた誰?」なんて言う人もいましたが…。
また、女性の韓国人の方に、「お肌がきれいですね、若く見えますね~。」なんて褒めたら(実際そうだった)、
「韓国に良い所あるのよ♪♪一緒に韓国に遊びに行こう♪♪そこ紹介してあげる♪♪」、なんて (行っちゃおうかな?)。
まぁ、当社のような会社では、日本語を話せる外人さんが大前提で、それ以外の言葉を話されても理解不能、話は前に進みませんが…。
娘も、少しの間ですが、韓国にいて、見ず知らずの人に大変親切にしてもらった、と、感動して帰ってきたことがありました。
不動産屋は旅行ではなく、暮らす、営業する、といったもっと現実的な事なので、なんでもウエルカムと言うわけには行きませんが…。
やっぱり大事なのは国じゃなくて、人、お互いの国の印象をむやみに悪くするようなことは、しないようにしたいです。
今回のお話、大家さんわかってくれるかなぁ?