芸術の秋

芸術好きな城です。

週に一度の定休日である、昨日、能の講演会にいってきました。

金春流能楽師 山井綱雄さんから、能についてのお話、実際に演じて見せていただいたり、能面や着物を見せてもらったり。

場所は、市ヶ谷のトモノホールというところです。

陰陽五行学の師、伊勢先生の会員である

ミキモトパールの会長さんのご自宅兼、ホール、といった場所です。

トモノホールの隣の家は、裏千家のおやしき。

 

この年まで、日本の伝統的な文化である能に、全く触れたことが無い私ですが、

今日、まず能というものは、から、優しく解説していただき、

大変勉強になりました。

 

能にも、陰陽五行があります。演者にはシテとワキ。

上手と下手。大鼓と小鼓。右手が陽、左手が陰。エトセトラ…。

そして幕は5行を表す5色。

山井綱雄さんは、シテ、というお面をかぶった主役を演じる方です。

能面をかぶる人は、主役一人だけなんですって!!

(お面をかぶって隠すにはもったいない、甘いマスクですが。)

シテの演じるお面をしている人は、この世の人ではなく、あの世からやってきたり、何かの化身だったり。

その化身に、あなたはいったい誰ですか?なんのために出てきたのですか?と聞くのが、ワキという人だそうです。