城です。
陰陽五行四柱推命の勉強をしていて、面白いなぁ、と感じることの一つに、身旺と身弱というものがあります。
陰陽五行では、人には身旺の人と、身弱の人がいると、考えます。
身弱だから不幸とか、身旺だから幸せということはありません。
どちらの人生も、その人らしく生きれば、幸福や活躍の差はありません。
生まれ持って身旺の人は、組織に入って仕事をするより、独立する方があっています。
逆に身弱の人は、組織の中でこそ、活躍できます。
師である伊勢先生がおっしゃるには、大企業の重役には、身弱の人が多く、
中小企業の社長には身旺の人が多い。という事です。
どんな人生にも、それなりの大波小波があり、苦労や困難を乗り越えて生きていきます。
が、身旺の人に押し寄せる波は、それは大きな大きな荒波なのです。
でも、身旺の人は人生をわたるため、荒波を乗り越えるだけの船で生まれてきたのです。
だから、身旺の舟が、矢切の渡しや芦ノ湖みたいなところを航行しようとすると、
今までは波の無かった湖に波風が立ち、舟も陸に乗り上げて、自分だけならず周りまで影響する波乱をおこしてしまいかねません。
身旺の船は、自分にふさわしい大海原で、台風や嵐に耐えつつ、旅しないといけないのです。
逆に、矢切の渡し舟や、釣り船が、太平洋横断しようとしても、それは沈没してしまいます。
もし、女性のあなたが身旺だったとして、
「私は主婦として平凡は家庭の幸せが欲しいだけ」、と思っていたとします。
その願いはむなしく、主婦にはなれても、平凡な家庭とはなりません。
身旺の女性は、外に出て、働くとか、ボランティアをするとか、PTAで活躍するとか、した方が良いのです。
身弱な男性が、独立して会社を起こそうと思ったら、時が身旺にしてくれる時を選んでした方がいでしょう。
私ですか?身旺のものです。
だから、どんな大波、荒波がきても、負けないのだ… 。