城です。
大地震の後、なんだか愚痴っぽい話ばかりになるので、今日は、私の夫と猫の話です。
私の夫(大分県宇佐市出身)、
アウトドアに出るとガゼン、活き活きと才覚をあらわす(?)、サバイバルなオヤジなのです。
子供が小さいときにキャンプに行って、始めて気がついたのですが、
まず、火をおこすのが上手かった。
点火剤やバーナーは使わず、小枝や新聞紙で火をおこし、炭をおこす。
飯ごうで、ご飯が炊ける。(飯ごうなんて小6で林間学校のカレーライス以来見たこと無かった)
飯ごうの水の分量は、手の甲の高さで加減し、火にかける時間は、音で判断する。
薪が足りないときは、そこらに生えてる木に登り、枯れた枝を間引きし、集めてくる。
キャンプ場の周りの小道を、夕方家族で散歩していたとき、
黒くて大きな虫が、ブ~ンと頭の上を飛んできました。
そうしたら、普通の人は、よけますよね。
夫はそれを、ジャンプして手でキャッチ!! 手の中にいたのは、なんとカブトムシ!!
飛んでいる虫をカブトムシと見分け、とっさに手でつかむとは、恐るべし!!
葛飾区で生まれ、電気とガスしか使ったことが無い私には、すべてに驚きでした。
そんなこんなで話すといろんなエピソードがあるのですが、
友達の家族何組かでキャンプすると、町にいるときとは違って、
みんなに指示したり、いろんな道具を操り人を感心させたりするもので、
「隊長」、と呼ばれてました。
そのサバイバルな夫が、です。
大地震の後、家族でいたとき、
「いろいろ状況が悪化したら、そのうち、食べるものがなくなってしまうかも…」、
なんて暗い話になったのです。」