城です。
去年の11月に私の父が亡くなってから、早いものでそろそろ一周忌の準備をしなければならない時期になりました。
私の父は宮城県から東京に出てきた末っ子で、跡取りでなかったので、私自身仏事に参加した経験があまりなく、父が亡くなって改めて、人が亡くなると、葬儀を初め、四十九日、彼岸、新盆、彼岸、一周忌… などいろいろとやらなければならない事が多いことを、 実感します。
この夏、お盆でお墓にお迎えに行きながら、考えるのです。
亡くなった人は、常日頃いったい何処にいるのでしょう?
あの世?お墓?それとも千の風に?
お墓にいて、彼岸やお盆にだけ帰って来るとしたら、仏壇に毎日拝むのがどういうことになるのか?
お彼岸や、お盆に、仏様は本当に行ったり来たりしているのだろうか?
お坊さんにお経を読んでもらっておとうばを建てると、亡くなった人は嬉しい?成仏できる?
じゃぁ、法要をしてもらえない人はどうなっちゃうのだろう?
考え出すと、いろいろと疑問がわいてきます。
亡くなった人と話が出来たら、いろいろ聞けていいんですけど。
でも昨日、彼岸の入りにお寺に行きますと、たくさんの人が、家族連れ立って、
お墓にお花をたむけ、手を合わせている姿がありました。
ご先祖様を大事に思う気持ちは、日本の良い文化ですね。
一時でもその人を思い出し、手を合わせてもらえば、ご先祖様も満足するはずです。