城です。
島根県の観光といえば、「足立美術館」。
ここは見逃すわけにはいきません。
行ってまいりましたよ~‼
足立美術館の庭園は、海外から観光で訪れた外国人が選ぶベストテンで何十年も1位に選ばれ続けているほど 内外ともに有名なところですが、
実際に見ますと 遠くに続く山々から 足元の白い砂利までが 計算されつくしていて、
TVや写真でみるものより、ずっとずっと雄大で繊細で美しいお庭でした。
お庭の写真を沢山 スマホで撮りましたが、どれもいまいちの出来栄えで、あまりお見せできず情けないです。
展示物では横山大観コレクションが有名です。
それ以外にも日本画が中心に 人間国宝をもらっている日本人画家などの素晴らしい絵が 沢山ありました。
日本画と日本庭園の調和を目指したコレクションということです。
陶器のコレクションでは魯山人などもありました。
どれも、お庭の雰囲気に合致する 『和』 のものばかりです。
明治時代貧しい家に生まれた足立全康氏が一代で財を成した後、
作り上げたお庭と美術館ということなので、驚きです。
今回わたし分かったことは、西洋の油絵よりも、日本画の方が 私的に 好きなんだぁ、ということです。
同じ静物をモチーフにしたものでも、リンゴや洋ナシ、ゴージャスなバラや壺の絵より、
柿やアケビ、季節の魚や草花の絵の方が、心にす~っと入ってくるし、
風景でもそうです。
ヨーロッパの田園風景や教会も憧れますが、
日本の田んぼや竹林、富士山や紅葉の風景、花鳥風月の方が 見ていてなんだか昔どこかで目にしていたかのような懐かしさも感じ …。
キリスト教の絵よりも 仏像を見る方が どこか落ち着きます。
DNAがそう感じさせるのかもしれませんが、齢ってことかもしれません。
いつか、また季節を変えて 訪れてみたい 足立美術館でした。