まだまだ 青春!!

城です。

 

さて、昨日はスカイツリーの町に行った話しでしたが、今日はそこでお会いした方の 話しです。

ひょんな事で、会食の席に呼んでもらったその日、ある社長さんのお話しを じっくり聞くことができました。

 

その方は もともと証券会社や一流銀行にお勤めになっていて、それなりのポストについていた方なのですが、

60代後半で 宅地建物取引士の試験に合格してから、

不動産屋を開業した 社長さんです。

 

その会社がちょうど5年が経ち、初の更新を迎えたところだそうです。

ということは 今は70歳を越しています。

立ち上げた不動産会社を、順調に拡大成長させていることに満足するだけでなく、

これからも、事業の発展のため いろいろな計画がおありのようで、

仕事への姿勢、考え方 など 熱く語ってくれて、とても興味深く聞きました。

 

「まだまだ、10年、20年は頑張って行く。」

「これからも ずっと青春だ。」と にこやかに おっしゃっるのです。

 

 

60代後半で会社を立ち上げ、そこからずっと攻めの姿勢で、

会社、仕事への情熱、自分と未来を信じる力、成長していく意欲 をすごく感じました。

外見も、さっそうとして若々しい。

 

歳だから…、と言ってあきらめたり 忘れっぽくなる、とこぼしたりする 自分が恥ずかしくなりました。

私のまわりの人たちを見ても、そのお年頃の方やそれよりも若い60代の方々でも、

そろそろ 隠居だぁ、引退だぁ、と 第一線を退く人たちがほとんどだと思います。

わたしも 後どのくらい仕事できるのかな? と どこか 守りに入っていたような気がします。

 

身体は どうしたって 生物である限り 老いていくのには 逆らえないけれど、

気持ちや頭脳は 心の持ちようや新しい刺激で 老いを寄せつけず 若者でいられるのかもしれません。

人間、いくつになっても 夢を持ち、前を向いて 努力していれば、道は開けるのでしょう。

な~んて 口で言うのは 簡単だけど、実際にそんな風に生き続けることは、難しいことです。

 

スカイツリーの巨大さを再確認した日、

人の心の強さ 面白さ にも 感動した日でありました。

 

 

それにしても、わが社は30年以上(父の代から)やっていて、9回も更新したのに、

パッとしないし、成長しないなぁ。

社長の出来が違い過ぎるのかしら?(やっぱし)

でも、あの社長さんに勝てることは 仕事ができる時間は 私の方がまだまだあるはずだから、

ウサギとカメのカメの感じで、進んで行きましょう。

わたしも まだまだ 老いるには早い、もっともっと 攻めの姿勢で、頑張らないと!!、と 反省している 城でした。