城です。
2月も もう中旬に突入しようとしています。
けっこう、あちこち 出歩くことの多い私です。
天気予報では関東地方も 雪模様と言われていた あの日も、わたしは押上に出かけました。
結局、雪は舞う程度で、夜には霧のようなかすかな雨で 出かける予定だった身には一安心でしたが…。
押上と言えば、スカイツリーです。
地下鉄の出口の階段を上っていけば、どこの町でもありがちな普通のビル街に、もちろん どどどーん と そびえているのです。
まるで、ビルの向こうにゴジラがいる!! くらいの異質さ…。(って感じるのは、わたしだけ?)
わが町(村?)水元からも 良~く見える スカイツリーを、
押上で見ようとすると もう 巨大すぎて、 よっぽど 真上を向かないと 目に映るのは 根元だけです。
が、その日は、どんなに首を上にしても、雨雲にかすんでいるツリーの上部は すっかり隠れていました。
それがまた、いつもより ずっと異質に感じます。
雨にかすんで紫に光る スカイツリーの中を、エレベーターの白い光が、すごいスピードで す~っと 昇って行くのが見えました。
地上で蟻のようにうろうろ働く 愚かな 人々の中から選ばれた人が 天上に昇って行くかのような、
あの上に 天国でもあるような 変な錯覚に陥りました。
何しろ なんつっても、 巨大 だわ、スカイツリー。
(これって、いつか 倒れたり しないよね? でも 永遠に立っているのかな?)