城です。
今年の1月も半ば過ぎたころです。
私がお客様とソファでお話をしている時に、
デスクに座っている3人 成川、荻野、西谷が、キョロキョロしながらデスク周りを探っているのです。
お客様が帰ってから、「どうかしたの?」と聞きますと、
「何か、変な音が聞こえるんです。」と
え?どんな音?、と耳を澄ますと
たまに、ピッ………ピッ!! と。
どこからか 小さく短く ピッ と聞こえ、
その後 間を開けて、また同じ音がピッ!!……と繰り返し聞こえるのです。
今まで聞いたことのない音。
誰かの携帯が何か知らせているのかも、とそれぞれの携帯を見るがメッセージもないし音もしない。
パソコン4台あるうちの、どれかが、何かを警告しているのかも?と、
コードが抜けていないか、コンセントが取れかかっているのか、とデスクの下にもぐり、はいつくばってさぐったり
パソコンひっくり返したりしても、わからない。
デスクの引き出しにいれっぱなしの、古い携帯とか時計がなっている?とも思い、引き出しを探ってもみたけれど、わからない。
デスクの上の電話機もいろいろ眺めてみるけれど、結局わからず終い。
もし、危険を知らせる音なら、もっと大きな音がするはずだから…、とその日は結局 原因不明でわからずに帰宅。
そして、次の日また新たな気持ちで音の原因を探ることに。
電話の音や会話をしていると聞こえないくらいの大きさで、どこかで やはり ピッ!!と音がしてきます。
西谷さんがいうには、この音は30秒に1回ずつ鳴っているいるようだ、と。
そして改めて、一番音が聞こえるところに立ってみた西谷さん、今までは下ばかり見ていたのですが、
おもむろに上を向いたのです。
すると、真上の天井には 火災報知器がありました。
そしてその火災報知器をじっと見ていると、ピッと、音がした瞬間、小さい丸い穴が、赤く点滅したのを見たのです!!
わかった~!! これだ~!! (((p(≧□≦)q))) 火災報知器が出していた音だったんだ~!!
解ってしまえば、すっきりです。
さっそく脚立に乗って、報知器をはずし 側面に書いてある小さい字を呼んでみると、
電池が切れると、30秒に1度、お知らせの音がします、と書いてあるのでした!!
(西谷さん、30秒という音まで把握できたのね~。すごい洞察力)
電池は10年持つということで、これを付けた日付、2006年の日付のシールも張ってありました。
ピッタリ今年の今月が10年目だわ。
な~んだ、火災報知器か、と 皆さまお思いになるかと思いますが、
火災報知器の電池は10年に1度取り替えれば良いわけで、
もしかしたら10年前に、そう説明があったのかもしれませんが、
10年なんて期間は 長すぎてしまって、そのあいだ火災報知器の存在を意識するような事は幸いにも一度も起こらなかったので、
す~っかり忘れていたのでした。
ということで、報知器の電池を取り替えれば、一件落着ね!! と
意気込んで電池を取り出してみると、
ここにまた落とし穴が?、難題が待っていたのです。
明日に続く