表に出す人・出さぬ人

今、世間では民主党の小沢一郎さんが時の人となっています。

この小沢さんは、陰陽五行四柱推命から見ると、「劫財」の手法で生きる人でして、

テレビを見ていると、小沢さんに、この「劫財」を強く感じます。

「劫財」の手法とは、

野心・野望・権力欲は、人一倍もっています。

でも、それを欲しがるような顔や態度はしません。

自分は無欲です、と涼しい顔をして、影ではどんな手を使っても、目的を遂げようとします。

顔には出さずに陰謀を巡らし(悪い言い方だとね良い言い方だと作戦?)、人を動かして、自分を前へ押しやるようへ仕向けます。

「皆さんがそんなに言うのなら、この私で良いのであれば、やってみましょうか?」ってな感じです。

でも、思ったとおりに行かないと、破壊的になったり、邪魔な人をつぶそうとしたりします。

劫財の人は、本当に政治家向きと言えるかもしれません。小沢さんのように大物になれます。

そんな感じの人、あなたの周りにもいませんか?

例えば小学校のクラスで学級委員を選ぶ時。

「ハイハイ、僕なります!」て素直に手を上げるのではなく、日ごろ周りの人に色々と親切にしたり面倒見たりして恩を売っておいて、皆に推薦してもらい、「僕はならなくてもなってもいいんだけど…」てな感じで学級委員に選ばれる人。

たいてい、いつもニコニコしていて、感じのよろしい人です。

 

この「劫財」と同じエネルギーをもっていても、表裏一体なのは、「比肩」の人です。

同じ野心・野望をもっていても、そこへ向かう手段が全然反対になります。 学級委員になる!って(成りたい場合だけ)真っ先に手を上げちゃうタイプ。

自分に自信があり、回りの事はあまり気にしません。そこへ向かって自力で真っしぐら進もうとするから、回りから解りやすいです。

「誰がなんと言おうが、僕は僕の道を極めて見せる、皆、俺の後について来い。」

ちょっと我がままかもしれません。

政治家で言うと、小泉純一郎さんがこのタイプです。

 

あなたの会社には、どっちのタイプがいますか?