桃のえにし

城です。

今日は、土地の売買がありました。

 

家族4人のマイホームだったその家は、住み始めて50年を過ぎて、

子供たちは大人になり独立。ご主人は20年以上前に亡くなり、その後年老いた奥様が一人暮らしていたのです。

が、最近体が弱くなったため介護施設へ。

空家になったその家は、もう荒れるばかりです。

 

ということで、当社へ近くのご親戚を通して相談がありました。

20年以上前に亡くなったご主人名義の土地建物。相続登記から始めて、家の中の荷物を処分し、家は解体。

更地になった土地は、隣地の方が買ってくれることになりました。

 

売った代金は、奥様の介護施設の費用に使うということです。

これからますます、そんな事例が多くなることでしょう。

 

相続人になった娘さんは、山梨県の桃の果樹園農家に嫁いでいて、

今日は朝早くに、ご主人と車で葛飾は水元まで来てくれました。

買主さんが言うには、奥様がお元気だったころ、娘さんから届いた桃を、何度もおすそ分けしてもらっていたそうです。

美味しい桃だ、といっていました。

 

わたしも、この夏には是非その桃を注文して、食してみたいものです。今から楽しみです。