身代わり地蔵

城です。

またまた、瀟洒な邸宅売り家のまわりで見つけたものの続きでございます。

ご紹介しました売り家は、戸ヶ崎1丁目にあるのですが、その先は栄になります。

 

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栄方面に歩いて1~2分のところに、2郷半緑道という散歩道があります。

緑道の両側が車道で、中央に小さな川と歩道、そして街路樹や植栽があり、

散歩するのに良さそうな小道です。

 

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私が歩いている間にも、散歩する人、ジョギングする人が絶えません。

植えてある樹は桜のようです。

春に歩きにきたら、絶好のお花見ポイントになりますねぇ。

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立派な看板があるので、見入ると、

三九村の身代わり地蔵、と説明が…。

このあたりは、三九村と言われていたのですね。

何でも、江戸時代中ごろに、

この村で起きた不思議な事件の犯人が見つからなくて困った村長が、

ここにある六地蔵のうちの2体を、身代わりに犯人にして、

村中を引きまわした、という言い伝えがあるらしいです。

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それが、その噂のお地蔵さん。

祠に入っている六地蔵さん以外に、外に出ている地蔵さんがいて、外にいるのが犯人にされた地蔵さんらしいです。

東水元の南蔵院の縛られ地蔵といい、昔は、何かというと、地蔵さんが誰かの身代わりにされることがあったんですねぇ。

犯人にされた地蔵さん、今でも屋根の外に追いやられて、お気の毒な。

 

と、いうことで、戸ヶ崎1丁目付近で、来年のお花見ポイントを発見!!、となりました。