セミ騒動

城です。

今朝目が覚めて、まだ起き上がらずに、ぼんやりしていたら、なんだかケタタマシイ音が。


 

じぇじぇじぇ3兄弟の中の一番我がまま娘ゆいが、

勢いよく階段を下りてきて、セミ(蝉ですよ。ジジジッと鳴いてるの)を加えてわたしの布団の上に。

それを、ゆいに比べて小柄なあきが、やはりすごい勢いで追いかけてきたのです。

セミは、ゆいの口の中でジジジジッと、まだ動いているし、

びっくりして目が覚めました。

「布団の上にセミ置くなよ~!!」



 

あきは、追いかけてきても、そばでじっと見ているだけで、

ちょうだいと、鳴くわけではないのですが、

ゆいは取られてなるものか、と

「う”----!!」と、恐ろしい泣き声で威嚇し、

アキを追い払い、どうしてもセミを一人で楽しみたいようです。

 

私より早く起き出した隊長によりますと、

ベランダに死にかけて落ちていたセミを始めに見つけたのはアキで、用心しながら狙いをさだめているところを、

ゆいが、さっと かっさらって行き、それをアキが追いかけてあっちにこっちに、大騒動になったようです。

 

そんな女同心の戦いに、ヒロシくんはわれ関せず。

ヒロシの関心はただ一点、「あの、ご飯まだですか?」


その後、他の部屋に場所を変えて、しばらくにらみ合いをしていましたが、

昼には、この通りでゆいはセミのことは忘れたようです。(セミは家の中で行方不明ヾ(- -;))

でも、アキはベランダで、またセミが来ないかと待っている様子(けな気~)。

またセミ発見しても、ゆいに取られるのにね。

 

 

「なに?何の事?」

「今日は涼しくて、良い感じよ。」

 

この自分勝手でちょっい悪、自由なゆいが、わたしは一番かわいいのですが。

ということで、セミ大騒動の顛末でございます。