城です。
当社のホームページのスタッフ紹介の部分には、一同の顔写真と名前、簡単な自己紹介などが書いてあります。
あるお客様がそれをご覧になり、私の母の名前がどうしても読めないから気になった、とわざわざ聞きにこられました。
家族で、なんと読むかと思案したが、どうしてもわからなかった、ということで。
私の母の名前は、梅津 恭仁子。
うめつくにこ、 と、読みます。
きっと、ほとんどの方は、読めないと思います。
母はこの名前で、子供のころから、学校で学年が変わるたびに、なんて読むのかと聞かれて続けていたし、男の子にきょうじんこ、とかわかわれることもあったとか。
でも、調べてみると「恭」の字は、確かに「く」とも呼ぶようです。
ちなみに私の名は、その「恭」の字を取って、恭子。 きょうこ です。
恭仁子ほどの苦労は無いですが、私の名前の、恭という字は、電話などで説明するのに、ちょっと大変です。
「恭賀新年」の、恭です。といっても、電話のオペレーターの方はわからないようです。
私が若いころは、柴田恭平の恭です。と言うとたいてい通じましたが、それも今は通じません。
叶姉妹の姉の名前と同じ、恭子です、と言えば分るかもしれませんが、その例はあまり使いたくありませんし。
おまけに、みよじの「城」じょうも、一度名乗っただけでは聞き取ってもらえないのか、「えつ?」と聞き返されることが多いです。
お城(しろ)の城で、じょうです。と言って、皆さんやっと納得してくれます。
ちなみに、初めて夫のことを母に話したとき、私が「じょうさん」、というと、それは何処の国の人か?と聞かれた時は笑えました。「ジョー」さんだと思ったようです。
母は笑い事じゃなかったようで、すぐに日本人だとわかってほっとしていました。
名前って、電話などでも、すぐ伝わる名前がイチバン良い名前じゃないかと思う、城でした。