涙のわけ

城です。

昨日から(日・月)、泣きっぱなしの城です。

なんて言うと、心配されてしまうかもしれませんが、

原因は、TVドラマです。

 

日曜日の夜8時は、大河ドラマ「八重の桜」

会津で夫婦になった、最初の夫が、会津の戦争後、いろんな事に巻き込まれてしまい、

誰にも迷惑をかけないように、自分だけが全てを背負って(会津の人間ではなかったのに)、

最後まで会津と八重を思って、遠い地で、ひとりぼっちで死んで行く…。しょうのすけさん、可愛そうだぁ!!

泣けました……。(歴史的事実だから、余計可愛そうなんです。)

 

その後10時からは、BS3で、「ディロン 運命の犬」

これは、以前やったものの再放送ですが、その時は見なかったので、今回初めて見ました。

樋口可南子が主役の主婦で、キャリアウーマンの時の心の病気が治りかけたころに、飼い主に置き去りにされて、保健所にいたゴールデンリトリバー「ディロン」を、助けて飼うことになった樋口可南子(が演じる人)。

ディロンを助けているはずか、いつのまにか、ディロンが心のささえになっていて…。という流れです。

このドラマは、人間の勝手で捨てられる犬たちと、犬に癒される人々のドラマで、

犬じゃなくて猫を3匹保護したわたしにも、今までになく心に入り込む内容なのです。

昨日の回は、老人ホームにいた頑固じいさんが、ディロンのおかげでやっと心開いて語りだした、戦争中の話。

戦争中外地で、軍用犬を世話する任務だったおじいさん。敗戦、帰国する時に、日本軍のために一生懸命働いた犬を、全て置き去りにして帰らなければならず、世話をしていたおじいさんの悲しさ辛さ、

そして自分たちの境遇を犬を悟ったように、いつもおじいさんから離れない犬たちが、ついてこなくなった。

そして、おじいさん達が乗った船を、犬たちは高台から、遠吠えをしながら見送っていた……。

その時の犬たちの写真と毛を大事に今も持って語るおじいさん。

きっと本当にあった話なのでしょう。今思い出しても、また涙が出てきてしまいます……。

 

そして次は、今朝の「あさいち」で、京都大原で暮らす、外国人ベネシアさんのお話。

人生の中で、「許すということ」について考える特集でした。

いつもは庭のハーブやお料理、暮らしについてがテーマがお馴染みのネシアさんが、

自分の人生でのつらかったこと、娘さんの病気や、夫の家出、夫の大けがなど、それらを乗り越えた今、

自分が死んだ時、愛する家族に言い残したいことを、エンディングノートにつづったのです。

そのエンディングノートを、本当は亡くなったときに残された家族が読むものなのでしょうが、

家族の前で読んで聞かせるのです。(ベネシアさんは、元気ですが)

もうボロボロ、泣けてきます……。

 

なんか、歳を取ると、涙もろくなってしまうのですねぇ。

せっかくした化粧もはげるというのに……、ポロポロ涙がでてくるのです。

もう私も、エンディングノート書きたくなってしまいました。

生きているうちに、家族への感謝やこんな時が幸せだった、などを書いておくって、良い事だと思いました。

 

さて、私は何を書くのか……、

よなよな、お菓子食べながらドラマばかり見て、

女子会やらゴルフやら、ランチやらバーゲンやら遊び歩いて…、

忙しい朝も、テレビの前で何もしないで、鼻をすすってTVを見ている私を、許してくれる夫に感謝……。

かな?