ポケGO現象

城です。

ちまたでは、ポケモンGOというゲームが社会現象になるまでの流行りになっているようで、

スマホ持ちのわたしも、やってみようかなぁ?でも、やりだすといろいろと支障をきたすようなことにもなりかねないしなぁ…、

なんて気持ちでいる今日この頃です。

 

そんな中、先日駐車場の賃料を持ってきた女性Sさん。

年齢は、たぶん私より上か同じか…、の方が来店したおり、私が賃料の受け取りを書いたりしている間に、スマホをもって何やら操作しているのです。

もしや?!と思い、「ポケモンGO?」と聞くと、笑ってうなずいています。

「まさか、梅津不動産にポケモン出た?」と聞くと、「梅津不動産の中かはわからないけど、2匹 ここで見つけた」とのこと。

「え?どれどれ?」思わず、私、西谷、母でスマホの画面を覗きこむと、

GPSで 今いるところが示されている地図、その地図の梅津不動産と思われる家のとなりの家くらいのところに ポケモンが居て、それを目がけてボール?カプセル?を何度も何度も投げてぶつけているのです。

5~6回くらい命中したら、ポケモンが消え、これが 捕まえた という現象のようです。

 

「Sさん、ずいぶん最新のものやってますね。」

「いえ、全然わからないから、一緒に住んでいる娘にやり方聞いのよ。そうしたら、『わからないなら やめなさい』、だって。」

(おばさんだって、やりたい気持ちわかるわぁ)

「で、〇〇信(地元の銀行)に行った時に、若い行員にちょっと訪ねてみたの。そうしたら教えてくれたの。」

「まず、ボールをゲットしないとポケモンは捕まえられないって。」

「ポールをゲットできるところは、近くではここなのよ。」と見せてもらった画像には、当社が管理している駐車場の裏の公園の写真。

「そこで、ボールをもらって、そのボールで捕まえるのよ。」

「駅の近くが ボールもらえる場所がいっぱいあるわよ。」

「ボールがもらえる所やポケモンがいるところに近づくと、スマホが音は消して振動で教えてくれるようにセットしたから、

用事で出かける時に自転車のカゴに入れておいて、

反応したら探すようにしているのよ。 ほら、これだけ ゲットしたのよ。

だけど、電池がすごく減りが早くって。」

などと説明してくれてお帰りになりました。

なるほど、ポケモンGOの全容を、少しだけかもしれないけど理解できました。

 

説明を聞いた母(82歳)の一言。

「それ捕まえると、いったいそれでどうなるんだい?何か いい事あるのかい?」

う~ん、それは難しい質問ですが。

 

次の日、北海道から引っ越してきたばかりの若者が、やはり駐車場代を払いながらおっしゃるには、

「東京は物騒なところですね。こないだ、仕事に行こうと思って玄関のドアを開けたら、目の前に大学生風の男がスマホ持って立っているんですよ。

びっくりして、「なんだおまえ、何しているんだ!!」って言ったら、「ポケモンゲームしてました。」って、

「そんなの人んちの敷地内でやるな!!』」って、言ったんですよ。」

とのこと。

それ、きっとポケモンGOやってたのでしょう。

北海道のときからの仕事、大型トラックの運転手の職を こちらに来て見つけて、引き続きやっている働き者のその若者には、ポケモンGOは無縁のことのようでした。