城です。
秋も深まり、ゴルフをするのには気持ちの良い季節となり、へっぽこゴルファーのわたしなども、うずうずそわそわしてきます。
ということで、先日の水曜日に行ってきましたゴルフ場は、面白いゴルフ場でした。
「セゴビアって、どういう意味ですか?」とキャディさんに聞きましたら、スペインの町の名前だと教えてくれました。
スペインをコンセプトにして作られたゴルフ場なのです。
建築材の全てを瓦1枚1枚までもが、スペインから輸入して取り寄せたんです、とキャディさん談。
全ての部材といっても、どこまで全てだかは、定かではありませんが…、
お城のようなその造りを見ると、そんなフケイザイナことをしてしまったのは、
やはりバブルのころの勢いだったのかなぁ…、と思ったりします。
肝心のコースも、全てのホールにスペインにちなんだテーマがあってデザインされています。
フラメンコ、ダリ、ゲルニカ、ギター、アンダルシア…etc
それらを表現するために、池やバンカーが面白い形だったり面白いところにだったり、配置されていたりしているのです。
どこのゴルフ場でプレーしても、自分のボールの行方ばかり夢中で、ホールを覚えられないような者にも、
すごく印象に残る設計でした。
ギターがテーマのショートコースーは、ギターのネックを表すために、ホールの真ん中に長四角の深いバンカーが配置されてあり、とても癖のあるコース。バンカーは深くて長くて、お堀のようなのです。
ガスパッチョがテーマのホールも面白い。冷たい野菜スープのことですから、ティーグランドからグリーン周りまでが池、丁度良くに打たなければ、ボールはガスパッチョの具となってしまうのです。
もちろん私のボールも、スープの具になってしまいました(≧ヘ≦) 。
|
|
|
建物にもどりますが、 駐車場とコースを隔てる長い回廊が、また豪華でした。
周りは日本人の客と日本人のキャディさんしかいませんけど。 |
|
長い回廊を通ってクラブハウスまで行くように造ったのかもしれませんが、中を歩く人はいませんでした。 車から最短距離でまっしぐら。
皆、せっかちなのかしら?わざわざ遠回りはしません。 |
|
お昼のお食事メニューは、 あまりスペインにこだわっていることもなく、日本人ゴルファーの好きそうなもの、天ざるとかカレーとか揃えていてくれています。 名物はトルコライスといって、とんかつ、ピラフ、ナポリタン、キャベツが一皿によそってあるものだそうです。 うーん、無国籍。
わたしは、パスタセットをいただきました。 |
受け付けのある階のトイレなど、懲りすぎるほどの凝りようで、個室のドアをどうやって開けたり閉めたりするのか、難しかったりもしますが、
とても面白いゴルフ場でした。
あのガスパッチョのグリーンに、ドンぴしゃで乗せて、リベンジしてやりたいと、再来を願って帰ってきた、
それ以外にもボールを沢山池にいれて失くした、城 でした。