今日の思い

城です。

 

5年前の今日、いつもと同じ日常の 普通の1日が過ぎていくはずだった その日の午後に、

あの震災がおこりました。

 

あの時を境に、今まで感じずにいた いろんな事を ものすごく意識することになりました。

 

家族のこと

友人のこと

家のこと

ペットのこと

トイレやお風呂のこと

病人の薬のこと

電気やガスや水道のこと

食料のこと

ガソリンのこと

地域のこと

原子力のこと

安全のこと

日本のこと

未来の事

 

震災の前には みんな それがあって当たり前で 改めて意識することのないままに 無関心に暮らしていました。

あって当たり前のものが、失われることの恐ろしさ、不安……。

当たり前に思っていたものが あるということの、有り難さ……。

 

 

あの時の気持ちを、5年経って 日本全体が 忘れてしまってはいけないのですよね。

 

そして今でも 自宅に帰れない福島の人たちがいることを。

テレビや新聞の報道の復興、復興という言葉の裏で、くちびるをかみしめている人たちもいるでしょう。

 

また、そういう当たり前に思っているものを、全て失って

国も失い 人権さえも失い

恐怖と不安と絶望の中にいる人たちが、

この地球上の今この瞬間にも 沢山いる、ということも 忘れてはいけないのだと思います。

 

今日は ちょっと真面目な気分で 感謝の心の 城でした。