フランス旅 ② 夜のシャルトル

城です。

 

フランス地方都市 シャルトルの話の続きです。

 

12時間以上のフライトにバス移動2時間かけて、シャルトルには、夜到着しました。

 

ですので シャルトル大聖堂の見学は翌日になるのですが、

希望者は大聖堂のライトアップを見学にいくことができます。

5月くらいから夏の間だけの期間限定だということで、また来る機会も考えられないから、ここは見にいかないと、とフライトとバス移動で疲れた体に鞭打って出かけたのです。

フランスの夜は、10時くらいにならないと暗くなりませんので、

10時過ぎにホテルからぶらぶらと歩いていきました。

中世からの細い石の道を歩いていくと、広い場所にデーンと現れたシャルトル大聖堂ました。

ここでライトアップ、どんな感じに?…、と待っていると

オペラ調の音楽が鳴り響き、幻想的な光の世界が始まりました。

ライトアップと聞いていましたが、これはプロジェクションマッピングです。

皆が協力して建築した時から フランス革命や戦争を経て 今ここにある、というようなストーリーだったり、

光でなぞられた教会が、ホーンテッドマンション風になったり、シンデレラ城のようになったり、一瞬でガラッと変わっていく様子、

もう うっとり。(*´ω`*) 飛行機の疲れが飛んでいきました。

夜10時過ぎから(暗くなりしだい)、たっぷり15分、その後5分くらい休憩し、

また違うバージョンを15分。

それを何セットか繰り返し、毎日やっているそうです。

しかも無料で見られるのです。

ガイドさんが言うには、

東京駅でのプロジェクションマッピングはこれを参考にしているとか。

本物の世界遺産の教会に こんなにたっぷり 見ごたえのある画像を映し出し、

しかも無料、なのに

それを見ている観光客の少ないことが不思議でした。おかげでとてもゆったり見られました。

といいっても私たちは石のブロックのようなものに座れたから良かったけど、15分以上立ってみる人は、ちょっとしんどいかもしれません。

それから夏休み期間などは、もっと混んでいるのかもしれません。

正面の入口がある壁面でプロジェクションマッピングをやっていましたが、

それ以外の壁面は、ライトアップされていて、どの壁面も見ごたえがあり、

境界の裏には牧師館のような建物もあり、そこもライトアップされていましたよ。

 ということで、こんなにうっとりしたのは、何十年ぶりだろう?てな感じの シャルトルの城でした。