初めての味の思い出

衣食住では、食が一番重要、城です。

 

今日の昼休みに、母と私と青野で(渡邊は別のところで食べてます)、お昼を食べながら盛り上がった話題ですが…。

初めて食べた、感動の味、についてです。

子供の時から慣れ親しんだ食べ物とは別に、

ある程度大きくなってから、世の中に広まりだした食べ物とか、口にした食べ物って、ありませんか?

それを食べた時の驚きとか、感動、おぼえていませんか?

 

 

そんな話で花が咲きました。

 

昭和ひとけた生まれで、山形で生まれ育った母は、食糧が不足していた戦争が終わり、

やっと自由になった中学生のころ、初めてラーメン屋で食べたラーメンの感動を今でも忘れない、と、言います。

戦前から日本にラーメン屋さんはあったでしょうが、幼かったし、田舎だったりで、食べる機会が無かったのでしょう。

中学生で初めて食べたラーメン、やっぱり美味しかったでしょうねぇ。

 

 

時代はぐっと近づき、私が衝撃を受けた食べ物は…、と言うと…。

なんか、歳がばれますし恥ずかしいですが、

1つはハンバーガー。

今では、石を投げれば当たる勢いでできているマクドナルドですが、

銀座に1号店を出したころ、私は中1くらいだったと思います。

それまで、ハンバーガーは日本人にはあまりなじみがありませんでした(キャー、すごい昔だぁ)

ニュースで紹介されるほどの珍しいもので、歩行者天国で歩きながら食べる、というのが珍しいことでした…。

そのころ、親戚のお姉さんに、銀座へ映画を見に連れて行ってもらって、

その時にマック1号店で買って食べたハンバーガーは、まさしく、新しい世界の味がしました。

 

 

そして高校生になったころ、初めて食べたのは『ピザ』。あれも、美味しかったなぁ。チーズが溶けてのびるっていうのが、新しかったわぁ。それまでは、プロセスチーズしか知らなかったもの。

ケンタッキーもまだ限られた街にしかないころ、やっぱり先輩のお姉さまと食べたフライドチキンは、

大人の味がした…!!

 

今考えれば、ジャンクフードというか、アメリカのファーストフードの食生活が日本に進出してきたころなんですねぇ。 

今は、この3つはもう、あまり好きではなくなりました…。

 

青野が初めて食べて衝撃の味は、プッチンプリンと生クリームのケーキだそうです(可愛い)。

こんな美味しい甘いものがあるとは…、と!!

思えば、あのプッチっとすると、プリンがお皿に落ちてくる、っていうのも、最初は驚きの発明でした。

 

それに、子供のころはケーキはバタークリームのしか食べたこと無かったですよねぇ。

 

 

 

小学生のころ、喫茶店でプリンアラモードを食べたときの、嬉しかった気持ち。夢の様でした。

今の子が食べても嬉しいでしょうが、あのころの子供の嬉しさには及ばないでしょうね。 

渡邊は、小学生のころ金町の双葉レストランに洋食を食べに連れて行ってもらった時、

ご飯が平たいお皿にのせられてきたのを見て、びっくりしたそうです。

そしてそれをフォークで食べるということに、これが洋食か…!!、と衝撃を受けたそうです。

 

食の初体験って、結構話がつきません。

あなたの、食の初体験話も教えてくださ~い。