合格するまでの話

城です。火曜日の続きです。

 

宅建主任者の資格をとらなくてはいけない、という事になったわたくしですが、

カセットテープでの勉強はあきらめ、もっと眠くならずに、わからないことを質問できる方法を…、と考え

結局、松戸にある資格をとるための学校に(週に2回数時間だけ)通うことにました。

 

学校に通い始めても、やっぱりわからないし、つまらないし、やる気もなく惰性でしばらく通っていました。

そのうち授業の始めに小テストが行われるようになり、その結果の上位者が教室内に張り出されるようになりました。

ある日、その張り出した紙に自分の名前を見つけた時の、驚きとよろこびを今でもよく覚えています。(といっても、クラスの人数はそんなにいないのですが)

ぼんやり授業を受けている私でしたが、クラスメートは何点くらい採っているんだろう…、と見たら、たまたま上位に食い込んで(上位のなかでは下の方でしたが)自分の名前を発見した時、心がぱぁーっと晴れ渡ったような気がしました。

だってそんな経験、主婦や母親では努力してもその結果が、評価される、点数つけられる、

ということは無かったのですから、ものすごく新鮮に感動したのです。

それからは、ガゼンやる気が出て(ゲンキンですね~)、予習復習しなくても教室に貼りだされたのだから、

真面目にやれば、もっと上位にいくはず!!、と、

わからないことはドンドン先生に質問し、

その結果いつも名前が張り出されるようになったのです。

 

今考えれば、学校の作戦にどっぷりとハマったわけですが、それが功をなして一発での合格へとつながったと思います。

そして振り返れば、あの時人生で一番真剣に勉強したかもしれません。

何しろ、、受かるまでは毎年毎年ずっと父に、「まだか、まだか」と言われるだけは避けたいし、

何年も勉強し続けるのは絶対いやだったから、絶対1度で終わらせたかったのです。

勉強するのがいやで、勉強した、という変な理由ですね。