城です。
今日は父の日です。
今の世の中、父は、母より忘れられがちで、バカにされたり、嫌がらたりして、
昔の父のような威厳は無く、父には生きづらい時代です。
だから、父の日というのができたのですかね。
昔は365日が父の日のようなもので、
父は夕飯の時にも、おかずが一品多かったり、
父が命令を下すとそれが家庭では絶対で、だれも言い返したりはせず、
お風呂に入るのも新聞を読むのも、父が最初と決まっていたり、父はいつも特別な存在でした。
そして、子どもが悪い事をすればカミナリが落ち、怖い存在でもありました。
絶対に、子どもや奥さんの機嫌を取るなんてこともしませんでした。
う~ん、今そんな父が存在するとしたら、サザエさんの漫画の磯野波平さんくらいでしょうか?
今どき、そんな振舞いをしたら、あっという間に見捨てられてしまうでしょうから。
今の父は、マスオさんタイプです。
不動産屋の見地から見ても、家を選ぶ時の意見は、10組中8~9組の家族は、母。
父が気に入るかどうかではなく、『母』の気に入ったもの、となります。
むか~し、うちのバカボンが小学校低学年の時だったでしょうか…、
大きくなったら、どんな人になりたい?って聞いた時、
バカボンの答えは「う~ん、パパぐらいでいいよ。」でした。
パパぐらいって、パパの暮らしがとっても楽ちんな感じに見えたのか…。
うちのパパだって、それなりに苦労してパパやっているんだぞ~!!
二十歳になったバカボン、そこらへんが、どのくらいわかってきたところか…。
会社でも、厳しい競争にさらされ、成果を出さなければ、見捨てられ、
はたまた倒産やリストラ……。
とにかく、父は生きづらい世の中です。
今日は『父』について、父側にたって?考察してみました。