生臭いイブの日

今朝、「メリークリスマス!!」って、エンジンかけた車のナビに言われて驚いた城です。

 

 

当社の事務の森下さんは、下関出身。下関は海の町、お父様は釣りが趣味で船までもっているという事で、

昨日、釣り上げた魚が、宅急便で送られてきたそうです。

「社長も食べてください」、とプレゼントされたお魚。

凍らせないで冷蔵で送ってきたのです。(その方がきっと美味しいのでしょうね。)

 

で、昨夜は会社から帰ってから、キッチンの前で腕まくり、包丁をキラッと光らせて、

「お前たち、料理してやる~」と、必殺仕事人の仕事開始、です。 

このまな板からはみ出している半身のお姿は、さわらだそうです。

さわらを、こんな状態で見たのは初めて。

いつもは切り身になっているのしか、見ないから。

「どうやって食べたらいいの?」

「塩焼きにしても良いし、味噌漬けにしてもいいですよ。」

軽く塩で干してあるそうで…。

裏返すと、まだ太い背骨がついていたので、骨を下ろして、

切り身にして、

味噌とみりんを混ぜて、それに漬け込んでみました。

柚子の皮をたっぷり混ぜ込んで。

どんな味になるのかな?明日か明後日くらいになったら食べてみよう。

まずは、一丁上がり!!

 

次は、メインイベント!! 鯵です。

並べてみたら、目は透き通っているし、少し黄色が残ったボディ。

本当に新鮮なのがわかる。

 

いざ、聖夜に、血みどろの戦いにいどむ私。

罰、当たらない?。

美味しいうちに食べてあげなきゃ、鯵さんも浮かばれない。

いざ頭を落として、腹を割ってみたら、あまり血が出ない。森下さんのお父さんが、何か細工したんだろうか。血抜きとかかな?そういえば、えらが取られているのか?

三枚におろして皮を剥いて、刻んだネギと生姜と味噌で、たたきにしました。

チャーハン盛りくらいの量できました。

 

もちろん美味しかった。

 

ということで、今日は、私が包丁をもって活躍した日です。(ここ大事)

食べ終わって、お風呂に入っても、なんだかまだ鯵のたたきの匂いがどこかに残っているかのような、

そんなイブの夜でした。