月食の夜

城です。

昨夜、お風呂から上がった頃、隊長がベランダに出て何かしている。

寒いのに何しているのかと思ったら、普段は押入れで眠っている、ニコンの一眼レフのデジカメ(なんかデカい)を出してきて(何年振りに見たカメラ)、

ブツブツ言いながら、月の写真を撮っている。

そうだった Surprised 、今日は皆既月食だった。

久しぶりに出したカメラが、思ったとおりに使えず、あ~だ、こ~だとこぼしながら撮っているのでした。

結局隊長のカメラは思ったとおりにならず、私が使っているデジカメで、「夜景」モードにして撮ったものがこれです。

 

月は遠い。

小さなデジカメで撮るには、限界があります。

 

夜更けに、夫婦二人でベランダからのけぞってカメラを向け、

撮れた、撮れない言っている姿は、

近所迷惑だったかもしれない。

でも、月が赤っぽい影で覆われていく様は神秘的な眺めです。

いつもはベランダの窓を開けると、

ベランダに出たがってやってくる黒猫チビも、

寒いから今夜は出て来ない。

深夜の水元は、人っこ一人、車一台通らず…。

 

久しぶりの夜空は、星がきれいでした。

宇宙の中の地球、地球の中の私、を実感できる月食でした。

 

※注意 月を眺めている私の、化粧を落とした眉毛が半分ない顔で、タオルを首に巻いてスウェット履いて、娘のピンクのフリースの小さいのを勝手に着てるおばさんの姿は想像しないように。