こたつ物語 つづき

迷探偵の城です。

昨日の続きの話です。

この2~3日、我が家のおやじ黒猫のチビの様子が変でした。

やけにニャアニャアと鳴きます。いつも鳴く時は、エサをくれか、外に出してくれ、なのですが、

皿にエサを入れても、食べず、水も入っているし、玄関のドアを開けても、外の様子をうかがうだけで、出かけず、

家じゅうをグルグル回って、ニャアニャアと鳴くのです。

なんだろう?、年取ってボケ猫になったのだろうか?どこか痛いのだろうか?それとも、私たちには見えない何か異常を感じているのだろうか?

いつもと違う行動の理由がわからない。不思議だし、うるさくて…。やんなっちゃうな~ Frown

バカボンは、チビは虫歯が痛いのかもしれない、息が臭いよ。なんていうし…。

明日、医者に連れて行かないとだめだろうか?

 

なんていろいろと考えているうちに気づいた Surprised のです。

そうだ!!Kさんからもらったコタツの持ち主のお家は、犬を飼っていた!!

コタツは傷つかないよう、綿のキルティングのカバーのようなものでくるんで運んできた。

あのカバーはたぶんコタツの持ち主の家のものだ。

燃えるゴミの日にでも捨てようと、丸めて階段の隅の方に置いてあったのです。

それを良く見ると、犬の毛らしきものが、ついていました。

人の私には、そういえば犬の毛がところどころ、綿に刺さったようについているわ(短毛の犬なのね)、程度のことなのですが、

猫的には、きっとこのキルティングは、犬くさ~いどころか、犬そのものの匂いがしていたのでしょう。

ということは、犬の匂いが、家中に漂っていたのでしょう。

それでチビは、「この家のどこかに、侵入者がいる、侵入者の匂いだ、どこだ?、どこにいるんだ~!!」

と探し回っていたのです。

うろうろ、うろうろ、ニャアニャア、ニャアニャアと、大騒ぎしていたのです。

 

昨日の朝そのカバーを捨ててから、チビの様子がだいぶ落ち着き、

昨夜会社から帰ってきても、チビの姿が全然見えないので、どうしたのかと思ったら、

コタツの中で、ニャンとも言わず、ずう~っと寝ています。

私が寝る深夜1時ころまで、一度も出てこないでおりました。

やれやれ、これでコタツもやっと我が家に落ち着いた、というところでしょうか Smile

一軒落着です。