閘門橋と桜

 

こんにちは。城です。

左の橋をご存知ですか? すぐ側を通っても気づかれていないかもしれません。

水元公園の最北部の出入り口を出て、三郷に向うと、葛飾区と三郷の境にかかる橋です。

『閘門橋』(こうもんばし)と言います。

レンガ造りアーチ橋としては、東京に現存する唯一の貴重な橋なのです!

『閘門』とは、水位、水流、水量等の調節用の堰となる橋のことを言います。

 

 この地域は川が入り込んでいた地域ですので、水害防止と水田の水源確保のため、明治42年に造られたとのことです。

レンガのアーチが5つあり、そのアーチをふさぎ止める板を昇降させて水を調節していました。

新大場川水門の完成によりその役割を終え、閘門の開閉をして堰を守っていた当時の人の姿を、ブロンズ像が伝えています。

車専用の、葛三橋が隣接して造られているので、こちらは、歩行者専用の橋となっています。

   橋には張り出したバルコニーがあり、川の景色や、その先に広がる水元公園の風景などをのんびりと眺めることができます。
 

 張り出したところから川を眺めると、三郷側の桜の花が、まだまだ頑張って咲いているのが見えます。

ここからは見えないけど、もちろん、水元側も競い合って咲いていますよ。

 

橋のたもとのには、同じレンガで作ったベンチが。

水元公園のお散歩のついでに、ここまで足を伸ばしてみてはいかがでしょう?

 

この橋を三郷側に渡って歩くと、すぐ、右側に、たまらない匂いと煙に、足を止めてしまうお店があります。

そのお店は、テレビなどマスコミ関係の取材は一切拒否の、 美味しくて大評判の鰻屋なのですが、

そのお店については、また今度ご紹介いたしま~す。