城です。
最近は時代劇がブームです。 新聞に出るテレビの視聴率ランキングでも、「江」や「仁」がトップを争っていますね。
毎週日曜日にNHKでやる大河ドラマ「江」では、先週小田原攻めが行われ、
豊臣秀吉によって、小田原の北条氏が滅亡したところをやっていました。
ふうん、と見ていた方、実はこの地域も、この戦に少なからずかかわっていたのですよ。
戦国時代、このあたりの地域は葛西と呼ばれていて、今の青砥近辺に葛西城がありました。
関東地域の葛西城は関東管領・上杉が納める最南端の地だったのですが、
小田原軍とのせめぎあいが続いていました。
(ということは、この辺をもしかして、上杉謙信や直江兼続なども駆け抜けていたかも…。)
豊臣が北条攻めをした1590年には、葛西地域は北条家のなわばりでした。
「ここらへんは、おいらの縄張りだぞ。」 |
ですから豊臣方の徳川家康率いる別働隊が、葛西の地に迫ったのです 。
その時の記録が残っています。
(かつしかの文化財発刊50号の記念誌 25号葛飾区郷土と天文の博物館 学芸員 谷口さん著 参照)