城です。
先日、「もしかして、もしかした?」 というタイトルで、あわや孤独死か?、
と事件になりそうな住人のお話をしました。
ちょっとした草むらに、春を告げる花、発見 | その住人Yさんの息子と娘(お二人とも30代くらい)が、
今日、父親を迎えに、福島県の郡山と会津から来てくれました。 (大家さんに食べ物までもらって迷惑をかけたと、お土産をもって) 何日か前には死にそうな風情だったYさん、今日は痩せた顔はしているものの、とても晴れやかな嬉しそうな顔をしていました。 |
見渡せば、畑の周りに咲いている咲いてる♪ |
娘さんも息子さんも真面目で誠実そうな、しかもなかなか美男美女で、Yさんにこんな良い子供たちがいたとは…とはっきり言って意外なほどでした。 娘さんが、「「お父さん、田舎に帰ってきな」と、何回言っても、東京暮らしが長いせいか踏ん切りがつかなかったようで言うことを聞きませんでした。 今回のことで、一人で頑張ってても周りに迷惑がかかる、良い潮時だと、けじめがついたのだと思います。」と言っていました。 滞納していた分も含めて家賃をまとめて支払ってくれて、今回は本人だけ連れて帰り、次の連休にトラックで引越しに来るそうです。 |
自宅近くの畑です。 |
家族っていいなぁ。こんな、まともな家族がまだ、残っているんだなぁ、と、嬉しい気持ちがしました。
時には、「父親とは縁を切ってます。私とは関係ありません。」という声や態度をとる人もいるし、 家族だからといって家賃を立て替えるような気も、面倒を見る気もさらさらなく、 生活保護で暮らせば良い、なんて言う人の方が多い今日この頃…。 最初はひやひや心配したけど、 最後は暖かい結末で、めでたしめでたし |
もし、私がどこかでこんなことになったら、うちの娘と息子は2人で迎えに来てくれるかなぁ?