こんにちは、城です。 西水元の中川沿い(4丁目)の土手になる大イチョウとその下の水神様をご存知ですか? 今は枝ばかりですが、夏には大きな影を落とし、歩く人たちに涼を分けてくれます。 この場所には伝説があるのです。 昔むか~し、江戸時代、大雨であちこちの川が氾濫し、この中川の土手も決壊しそうになりました。この土手が切れると江戸中が大洪水になります。 それを防ぐのはもう人力ではどうにもならない、と名主の源右衛門さんが自ら人柱になって、念仏を唱えながら濁流に入っていったのです。 すると、不思議なことに水の勢いが衰え、洪水を免れることができたのです。村人は泣いて喜びました。 その後人々がここにイチョウの樹と水神様を祭ったという事です。 今では、土木工事も発達し、水門もあちこちにでき、洪水になることもなくなりましが、このイチョウの大木と水神様は、この町を見守っていてくれるのです。 *かつしかの文化財代10号参照 | |
源衛門さん、偉いですねぇ~。 水元にも昔の人たちの歴史のなごりがたくさん残っています。 またご紹介していきたいと思います。
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