相撲初観戦

城です。

 

先日の金曜日に、両国国技館で 初めて相撲を見てきました。

あまり 相撲に詳しくない私でしたが、相撲好きの友人に誘われて、社会科見学のような気分で出かけることに。

両国国技館の席、インターネットで取ろうとしても、あっという間に無くなってしまい、

中々取れないらしいです。

「何度も挑戦して、やっと取れたのよ~」との、貴重な機会でした。

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席は升席ということでしたが、1階は土俵際の砂被りという席以外、
ほとんどというか全て?升席のようです。

正方形の席にきっちり4つの座布団が敷き詰められている4人席に、大人4人が靴を脱いで座るのは とても狭そうですが、

私の座った升席は、升席の最後尾。

何故か 最後日の升席だけは 同じ大きさに仕切られているにも関わらず、2人用なのです。
だから、土俵には遠いけれど、足を延して観戦できましたから、快適でした。

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初めて座った升席で、しばらくは相撲よりも、周りをキョロキョロ。

あぁ、あれが天皇陛下が座る席かぁ、

砂被りに、誰か有名人でもいないものかなぁ?

あぁ、芸者さんみたいなきれいな着物の人たち座ってる、などと。

改めて気が付いたのですが、土俵を中心にできている国技館は八方形。

升席の後ろ、1階の後ろの壁にはぐるりと 個室のように区切られたボックスシートがあることに気づきまして、

そこは、ベンチタイプの椅子とテーブルがあり、土俵を向いて座りながら、

皆大いに酒盛りやお喋りをしながら観戦できる席なのですが、
そこにあの元小結 コニシキ一行が 友人立ちと談笑しているのを発見しました。

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改めての発見はまだまだあり、お相撲さんのおしりと太ももの筋肉のすごいことにも驚き。

だいぶ離れて観戦しているのに、戦っている最中の筋肉の盛り上がりが半端ない!!

のが、良くわかる。

白い肉布団?のように見えているけど、あれみんな筋肉なのねぇ。

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懸賞金の旗を持つ人、行事さんも交代する度に代わる着物の色、土俵を箒で掃く人、タオルを渡す人、升席にお酒や焼き鳥を運ぶ人、

皆がそれぞれの役柄の着物を着ていて、昔ながらのお支度でお仕事をしている。
 

ある意味、アミューズメントパークのようでもあります。

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幕内になってから、場内の盛り上がりはどんどんUP!!

大きな声で 名前を呼ぶ人、名前の入ったタオルを掲げる人。

 

今までは お酒を飲んで食べてお喋りしていた人たちも、

幕内の相撲が進むと、皆 集中してくるし、

勝った負けたの どよめきも 半端無い 一体感です。

 

 

さてさて、私が見た中での一番注目の一番は、遠藤と御嶽海(みたけうみ)の一戦で、懸賞金も一番出ていました。

遠藤のことはCMで良く見るイケメン力士だから知っているけど、

御嶽海さんもこんなに人気があるとは。御嶽海タオルを掲げた団体が大勢いて、声をあちこちからかかっていました。

私はもちろん、イケメン遠藤を応援しながら観戦でしたが、私が応援したのが良くなかったのか、

土俵から変な落ち方をして負けてしまい、次の日から休場となってしまいました。(>_<)

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そして、結びの一番が、白鵬と阿炎(あび)

若くて痩せている 阿炎(前頭2枚目)が、大横綱 白鵬に勝てるとは、誰も期待していないようで、

ぼちぼち帰るかと席を立つ人までいた中の取り組みだったのですが、

大番狂わせで、まさかの阿炎の勝ち!! 初金星だそうです。

この時の 国技館の歓声はものすごく、そしてその後 座布団の飛んだこと。飛んだこと。

一番後ろだから座布団が当たることがないから良かった~と思いつつ、座布団の飛ぶほどの取り組みを生で見れて、興奮でした。

それで、すっかり阿炎のファンに。

さっそく ネットで調べて注目です。

埼玉県越谷市出身 平成6年生まれ。なんか出身地も身近だし、年齢も自分の息子よりちょっと若いくらい。顔は童顔。

次の日は、大関にも勝って銀星もとっている。

金星を取った昨日は、報告した電話のお母さんが大泣きし、阿炎も泣いたらしい。

年齢も出身も身近だけど、中身はうちの息子より、ずっと親孝行やぁ。

このまま出世して大物になってくれたら、私もちょっと誇らしい(なんの関係もありませんが…)

 

興奮冷めやらずに、帰りにちゃんこ鍋食べて 帰りました。

誘ってくれて、相撲について 色々教えてくれた 友人に感謝です。

 

ということで、おばちゃんのミーハー社会科見学は、明日も続きます。