城です。
先日の続きです。
奥入瀬渓流を雲井の滝まで散策した後、渓流沿いにあるJRのバス停からバスに乗り、十和田湖の湖畔 休屋までいきます。
そこは、十和田湖の中では一番の観光地で、有名な乙女の像と十和田神社があります。
お土産屋やレストラン、ホテル、などが並んでいていますが、今はどちらかというと、平日のせいか人も少なく、さびれているような印象です。
 |
さて、わたくしたち一行は、(女子旅ですから⁈)
パワースポットということで知られている、十和田神社を外すわけにはいきません。
十和田湖畔の、うっそうとした森の中にある十和田神社は、
木も石も苔むして 静かなところでした。
|
 |
昔は、山伏の修行場だったとか、霊場だったとか、
湖に青龍の伝説があるとか、
それを退治したお坊さんがいるとか、
いろんな歴史や言い伝えがあり、
なるほどそんな感じを漂わせています。
裏山の奥殿にも上ってみましたが、ものすごい急な階段を上った先には、
質素な奥社が。誰もいなくて、寂しい感じで ちょっと怖かったくらいです。
|
 |
急斜面を、反対の湖側に降りたところには、占い場という湖で一番深いところがあり、
そこに願いごとを書いたこよりを落として、吉凶を占ったそうです。(今は立ち入り禁止)
湖がわを除くと、鉄のはしごのようなものが、崖に添ってありました。
|
 |
十和田神社を参拝した後、
小道を進んでいくと
十和田湖と有名な乙女の像が見えてきます。
十和田湖からは 涼しい風が吹いてきます。
|
 |
湖畔の食堂兼お土産屋さんの外のテーブルで、
お昼休憩。
風が気持ちよいです。
|
 |
B級グルメで大賞をとったことで有名になったせんべい汁と、きりたんぽ、ヒメマスの炭火焼きをいただきました。
味は…、いかにも観光地的な 感じでした…。
|
 |
その後、せっかくだから遊覧船にのって子ノ口まで帰ることに。 |
 |
なんと
わたくしたち以外、お客が乗っておらず、
貸し切り状態です。
それでも遊覧船は、時間通りに出航‼
|

|
湖の周りはみな山です。湖の周りはぐるりと崖に囲まれている湖で、
それぞれの岸壁の名所には名前があり、
その場所ごとの説明や、十和田湖の歴史などをアナウンスしてくれますが、
かすかな船の揺れと、女性アナウンスの落ち着いた声、そして満腹と、渓流や神社の急斜面を何時間も歩いた疲れで、
静かな航海(約50分)の大部分を すやすやと眠ってしまいました…((+_+))
|

|
きっと紅葉の時期は、湖の周りの森が一面色づいて、
鮮やかな景色を見に、沢山の人がくることでしょう。
その時は、船もお土産屋さんも書き入れ時かもしれません。
|
わたしも、紅葉の頃に もう一度来れたら いいなぁ と思います。
そうしたら、船に乗っても 眠らないでいられそうだと思うし。
船で子ノ口についても、まだ3時ころだったので、今度は渓流を銚子大滝まで1時間くらい下って行き、そこからバスで渓流ホテルまで帰りました。
たぶん、2万歩は歩いているはず。
旅行になると 妙に張り切って欲張ってしまう私ですが、そんなに暑くなかったし 計画どおりに動けて 充実した1日でした。