十和田湖へ

城です。

 

先日の続きです。

 

奥入瀬渓流を雲井の滝まで散策した後、渓流沿いにあるJRのバス停からバスに乗り、十和田湖の湖畔 休屋までいきます。

そこは、十和田湖の中では一番の観光地で、有名な乙女の像と十和田神社があります。

お土産屋やレストラン、ホテル、などが並んでいていますが、今はどちらかというと、平日のせいか人も少なく、さびれているような印象です。

 

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さて、わたくしたち一行は、(女子旅ですから⁈)

パワースポットということで知られている、十和田神社を外すわけにはいきません。

 

十和田湖畔の、うっそうとした森の中にある十和田神社は、

木も石も苔むして 静かなところでした。

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昔は、山伏の修行場だったとか、霊場だったとか、

湖に青龍の伝説があるとか、

それを退治したお坊さんがいるとか、

いろんな歴史や言い伝えがあり、

なるほどそんな感じを漂わせています。

裏山の奥殿にも上ってみましたが、ものすごい急な階段を上った先には、

質素な奥社が。誰もいなくて、寂しい感じで ちょっと怖かったくらいです。

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急斜面を、反対の湖側に降りたところには、占い場という湖で一番深いところがあり、

そこに願いごとを書いたこよりを落として、吉凶を占ったそうです。(今は立ち入り禁止)

湖がわを除くと、鉄のはしごのようなものが、崖に添ってありました。

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十和田神社を参拝した後、

小道を進んでいくと

十和田湖と有名な乙女の像が見えてきます。

十和田湖からは 涼しい風が吹いてきます。

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湖畔の食堂兼お土産屋さんの外のテーブルで、

お昼休憩。

風が気持ちよいです。

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B級グルメで大賞をとったことで有名になったせんべい汁と、きりたんぽ、ヒメマスの炭火焼きをいただきました。

味は…、いかにも観光地的な 感じでした…。

 

201773016240.jpg その後、せっかくだから遊覧船にのって子ノ口まで帰ることに。
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なんと

わたくしたち以外、お客が乗っておらず、

貸し切り状態です。

それでも遊覧船は、時間通りに出航‼

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湖の周りはみな山です。湖の周りはぐるりと崖に囲まれている湖で、

それぞれの岸壁の名所には名前があり、

その場所ごとの説明や、十和田湖の歴史などをアナウンスしてくれますが、

かすかな船の揺れと、女性アナウンスの落ち着いた声、そして満腹と、渓流や神社の急斜面を何時間も歩いた疲れで、

静かな航海(約50分)の大部分を すやすやと眠ってしまいました…((+_+))

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きっと紅葉の時期は、湖の周りの森が一面色づいて、

鮮やかな景色を見に、沢山の人がくることでしょう。

その時は、船もお土産屋さんも書き入れ時かもしれません。

わたしも、紅葉の頃に もう一度来れたら いいなぁ と思います。

そうしたら、船に乗っても 眠らないでいられそうだと思うし。

 

船で子ノ口についても、まだ3時ころだったので、今度は渓流を銚子大滝まで1時間くらい下って行き、そこからバスで渓流ホテルまで帰りました。

たぶん、2万歩は歩いているはず。

旅行になると 妙に張り切って欲張ってしまう私ですが、そんなに暑くなかったし 計画どおりに動けて 充実した1日でした。