城です。
昨日は電車での話でしたが、今日も電車つながりで…
うちわの恥のような話ですが、息子は9月の初旬に財布を落としてしまいました。
財布が無いことに気がついたのは、自宅から大学の寮に向かう駅の改札を出ようとしたところ。
(イヤホンで音楽を聞いてぼーっとしていたのだと思います。何しろバカボンだから )
電車に乗るとき財布はあったので、当然、電車の中で落ちたということになります。
すぐに落ちたことを届け出て、寮に戻ったらしいのですが、
財布を落としてしまったと電話があったときは、果たして戻ってくるだろうか…?
誰かが拾った場合、中身を抜き取ってからどこかに捨てられるのか?
ゴミだと思われたら、もう出て来ないだろうし… 。
と、半分はあきらめていました。
財布の中の現金は、本当にわずかしか入ってなかったのですが、
取ったばかりの自動車免許証、学生証、保険証等々大事な身分証明書とキャッシュカードが入っていたから、その後何か手続きするにも身分証明書は無いし、お金は下ろせないし、もう目もあてられない悲惨な状況です。
家にもどる交通費も無く、運良く夏休み中にもかかわらず寮にいたお友達に、お金を借りて帰ってきました。
「遠くの親戚より近くの他人 」、この言葉、こういう時 身にしみますね。
その後1週間くらいたって、東京メトロの落し物センターから、落し物のお知らせの葉書が届き、
財布の落し物の中身の証明書で住所がわかったので、取りに来てくださいと…
さっそく息子が受け取りにいきましたところ、なんとお金もそのまま入っていました!! 。
「 渡る世間に鬼はない 」 、と言いますが、その通り 、世の中まだまだ捨てたものじゃない。
バカボンの母はそう感じました。
しかし、うちの天才バカボンは、いつになったら成長するのか…?