城です。
かつしか語り隊、ご存意でしょうか?
柴又観光ガイドのボランティア団体。
前もって申し込みをするか、土日の午前中なら柴又駅に先着順に来たお客様に、
無料で 柴又のガイドをしてくれるという かつしかの観光を盛り立ててくれる貴重な団体です。
実は 私の友人が 一念発起し その語り隊に入るための勉強を始めました。
柴又の歴史、うんちく、寅さん映画、建築、工芸、、地理 などなど 柴又観光を語るうえで必要なことは多岐にわたり とても大変な勉強ですが、
一生懸命頑張ったかいあって
この度正式なメンバーとなったのです。
ということで、語り隊デビューを飾る第一回目のガイドを、光栄にもわたくしが受けられることになり、
葛飾区に住んでうん十年のわたくしですが、改めて 柴又発見の 貴重な旅をしてきました。
それで、今回再発見してきた柴又の色々を 是非皆さまにも ご紹介したいと思います。
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さあて、柴又観光の始まりは、京成 柴又駅から始まります。
あらためて 柴又駅を見るところから なのです。
駅の名前の看板が、こんな墨で書いたような書体で、
そして屋根が瓦葺。
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なるほど この佇まい、普通の駅とはちょっと違うわけで。
なんと 関東の駅百選 に選ばれている駅 なのだそうです。
関東の駅 百選 なんて そんなものがあったのか?と無知の私は知らなかったけど、
鉄道ファンなどには 有名なのかも。
他に選ばれている駅としては、東京駅、原宿駅、上野駅、峠の釜めしの横川駅…など。
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考えてみれば 映画 『男はつらいよ』で 48作毎回 必ず さくらと寅さん別れのシーンで撮影されていたわけで、
48回も 映画に出演した駅は、そうそう他にないでしょう。
昭和62年に山田洋次監督と京成電鉄で話し合いながら駅を改装したそうです。
駅の中でも 相当 有名な 駅と言えるでしょう。
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柴又駅改札を出ると、小さな広場があります。
そこには ブロンズの寅さんが 鞄をもって これから旅に出る態で 立っています。
(寅さんが旅に出る時=マドンナに降られた時)
この銅像の雪駄の左足だけがピカピカ光っているということ、ご存じでした?
語り隊ガイドさんに教わって知りましたが、左足を触ると 「落ちない」というご利益があり、
受験生や就職活動の学生など が触りに来るそうです。
では、なぜ左足を触ると落ちないのか、その理由は、寅さん記念館に行くとわかるのです。
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そして 今年3月から お目見えしたのが、
こちら 「さくら」像です。
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いつも こうやって お兄ちゃんを見送っているわけです。 |
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等身大の寅さん像の台座には、
山田洋次監督の 寅さんの生き方についての銘文がありました。
映画を凝縮したかのような名文でした。
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ということで、お天気に恵まれた 4月の水曜日 柴又旅が始まりました。
柴又は もちろん 寅さん映画だけではございません。
古墳の時代から続く 人々の歴史文化風俗があり、
今回 語り隊さんのガイドで 初めて知ったことや 再確認したこと、
今日からしばらく シリーズで お伝えしていきたいと思いますので どうかお付き合いください。
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