歌舞伎座でびゅう

城です。

 

人生初めての歌舞伎を 浅草で娘と見た とご報告したのは 去年のお正月でしたが、

今度は人生初の歌舞伎座での、歌舞伎を拝見させていただきました。

わたしは人に恵まれているのでしょうか?業者仲間の方からチケットをいただいたのです。!(^^)! 超ラッキー

 

 

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新しい歌舞伎座も、もちろん以前の歌舞伎座にも 全く縁のなかった私でしたので、どれもこれも新しい発見の一日でした。

地下鉄日比谷線の東銀座まで行き、改札を抜けると地下が歌舞伎座の地下とつながっていて、

改札から徒歩1分もかかりません。(そこから驚くわたし…?)

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その地下には、木挽町広場というのがあり、そこには歌舞伎座のお土産処や、甘味や食事を出すお店の他に、

ずらっと出店のようにお土産屋が連なっていて、沢山の人で賑わい まるでお祭りのよう。

歌舞伎座限定品(例えば隈取が刻印されているパンとか)、和菓子、手ぬぐい、歌舞伎役者の写真、扇子、劇場で食べるお菓子、飲み物、お弁当。

外人さんでなくても、東京土産になりそうなものばかり。

どれも美味しそうなんですが、幕間に食べるお弁当と豆大福とお茶を買って、いざ歌舞伎座へ。

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歌舞伎座の中は、3階席までありますが、思ったよりこじんまりとしています。

なぜ、こじんまりしているのか、後で良くわかりました。

役者さんは生声で演じる(マイクはなし)から、声が届く範囲が決まっているのでしょう。

 

幕が開いて、日本人形のような美しい立ち姿の役者さんが現れ、そして舞台が始まると、

『ザ・ニッポン』 そのものでした。

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もと中村橋之助が中村芝翫に そしてその3人の息子がそれぞれ新しい名前を襲名、という記念すべき今回、親子4人の連獅子が 特に迫力があり 息もぴったりで素晴らしかったです。

そして奥様の三田寛子さんが、幕間に客席をあっちへこっちへとご挨拶に動きまわっているのも、田舎者のわたしには珍しく 近くに来られたところをガン見してしまい、

思わず目が合って、数秒見つめ合い、

どうしたら良いかわからず、ニコッと笑ったら、

ニコッと笑い返してくれたのが、嬉しかったです。

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すっかりセレブ気分?のわたし

ちょっと前に、TVをにぎわせたゲス不倫騒動など、

全く意に介さない感じでにこやかに挨拶している三田さんは、

楚々として、TVで見るよりずっと可愛らしい美人でした。

でも、お客様へのあのご挨拶は 夫のためではなく、息子のため だったのかもしれません…が…。

 

三田寛子さんはもちろん 観客の方々も着物を着ていらっしゃる方が多くて、幕間に移動する方々の着物や帯や髪を眺めるだけでも、目の保養というか けっこう楽しめます。

粋に小紋や紬の着物を着こなしている方が多かったです。

歌舞伎座チケットは 私にとっては ビックリするほどのお値段。

だからなのか、着物を着ていない観客の方も、皆セレブ~な感じに見えるのは、私のひがみ?それとも気のせい?

でももちろん 地方からわざわざいらっしゃる方もいるし、外人の方もいるし、私のように下町のおばちゃんだって来たって全然良いのです。

 

そんな感じで舞台も素晴らしかったけど それ以外もとても興味深かった 歌舞伎観劇でした。

 

次回の機会があったら、今度は着物を着て(タンスの肥やしの)出かけてみようかしらん、な~んてちょっと思ってしまう そんな場所 歌舞伎座でした。

Yさ~ん、ありがとう!!

今度できれば、藤原紀香のダンナさんの時が良いです~!! ヾ(- -;)オイオイ