頼りのオジサン

城です。

今日は朝から、大変な事件がありました。(ここから先は お食事中は読まないほうが良いです。)

 

当社が管理している何十台も入る駐車場の隣地の方から、電話がかかってきました。

「駐車場内にゴミが捨ててあって、ひどい状態だ!! 臭くてかなわないから、さっさとかたずけてくれ!!」

と、かなり強い口調だったらしく。

当社はその時、成川は出かけていて、私と荻野しかいなかったのですが、ということは2人のうちの1人が現場で、一人が留守番ということになります。

で、そこは社長の特権で、「荻野さん、ちょっと見にいってくれる?もし拾えるものなら、拾ってきて。」と、頼んだのです。

軍手とゴミ袋をもって、出かけた荻野さん、ほどなく戻ってきましたが、ゴミはもっておらず、顔を歪ませています。

「社長、ひどい臭いですー。  頑張って拾おうとしたのですが、臭いがひどすぎてオエッとなってとても拾えません。ハエやゴキブリが たくさん たかっています…!!」

いつも、泣き言をいわない我慢強い荻野が、そういって戻ってくるとは…、それはそれは ものすごい状態なのだということが察しられます。

撮ってきた写真を見たら、段ボールに入ったゴミは、業務用の食品。 焼売や小龍包などの肉の加工品が3箱 トラックの後ろの車止めの奥に、捨ててあります。

その食品が腐って異臭を発していたのです。汁が出ていて、虫がたかっていて…、そうぞうするだけで、恐ろしいです(((p(≧□≦)q)))。

 

大型駐車場では時々ゴミの放置がありますが、たいていは家電や家具など大型のもので、有料で引き取ったゴミを、正式な捨て場へ持っていかずに、処分代を払わなくて住むように、そこらへ捨てていくのです。

が、今回は賞味期限が切れた食品とは…。

 

荻野さんがもどってくるほどのもの、私だって とても太刀打ちできそうもないし、成川などは、虫も汚いものも大の苦手ですから、最初から戦力外…。

はて、どうしたらよいだろう?

と、思いついたのはマンションの掃除やゴミの管理を手伝ってもらっている、私の叔父。

すぐ電話してみたら、タイミングよく家に戻ってきたところの様で、すぐに来てくれました。

で今度は、3重に重ねたゴミ袋(匂いをおさえるため)、ビニール手袋、マスク、と用意周到に、おじさんと荻野で、いざ出陣。

 

しばらくして戻ってきた二人。

叔父がほとんどやってくれたようです。なんて頼りがいのある叔父さんでしょう!!

最近外で飲んだあと、酔っ払って家に帰る時、転んで頭を打って数張りも縫うケガをしたときは、もう酒に弱くて全然頼りがいのない、だめな叔父さんだ、と思ったけど、

ものすごく、見直しました。

 

で、当社に戻ってきた叔父さんが、奥の洗面所に手を洗い入ってきた時の臭かったこと。

オジサンが室内にいたのは数分だけなのに、ものすごくその後匂いが残ってて、

服についてしまった臭いだけでも、こんなに臭いのに、現場はどれだけ臭かったことでしょう!!

 

セージのお香があったので、それを焚いたら臭いが薄れてきました。

 

叔父さん、今度お酒おごるからね。