城です。
今日は月末で忙しい中、我が家では ちょっとした事件がありました。
「ヒロシ蒸発事件」です。
白くて、でかい とにかくでかい 猫ヒロシは、いつも目立つ存在なのですが、今朝から行方不明になってしまったのです。
家の中にしかいないヒロシがいる場所というのは、だいたい決まっていて、本格的に寝る時は、ピアノの椅子の上。(そこは鍵盤とピアノカバーに隠れて身が隠せるから。)
ちゃんと寝ない時は、パソコンが置かれていないパソコンデスクの上にじんどり、そこから私たちの様子を眺めている、というのがお気に入り。
他にも、私のドレッサーの鏡の裏になって隠れている出窓とか、階段の手すりの上とか、だいたいパターンが決まっているのです。
今朝も私が出かける直前まではいつもどおりいると思っていたから気づかなかったのですが、
隊長が出勤しようとした時には、見当たらなく。
隊長が居ない事に気づいて、家中探したけど クローゼットや押入れまで探したけど 見つからない。
人が出入りした一瞬のすきに、外に出たのだろうか?
一番臆病なヒロシが外に出てパニックになって、どこかに走っていってしまったのだろうか?
会社で月末の仕事をしていると、隊長からメールが来る始末。
「ヒロシが居なくなったから、昼に戻って探してくれ」と。
わたしは知らないわよ。
ということで、私の捜索が始まったのです。
(まったく、この忙しいのに…。)
家に戻って探してみると、なるほど ユイとアキはいるのに、ヒロシだけは出てこない。
お昼を食べている間にも出てこない。
これは本腰を入れて探すか…。と、一部屋づつ呼びながら探し続ける。死角や物入れやら、トイレやらお風呂や洗面所やら。
1階のバカボンの勉強机が置いてある現在物置の部屋まできて、いつもは開けないクローゼットを開けたり、物陰を探ったりしながら、「ひろし~、ひろし~」
と呼ぶと、小さな声で返事が「にゃ~」
鳴き声は、上の方から聞こえる
と振り向くと、
部屋の隅の、本だなの一番上。ガラクタが置いてある上から、起き上がったヒロシが見下ろしていたのです。
「なんだ~、そんなところにいたのか~。」
天井に届きそうな高さの本棚の上に、写真とかの額が 棚をはみ出して重ねて置いてあるので、そこに横になっていたら、下からは見えないわね~。
あんた 隊長が探しているときに、ちゃんと起き上がって返事しなさいよ~。
ってことで、一件落着。
たぶん、涼しくて誰にも邪魔されない 新しい良い場所見つけたと思って寝ていたのでしょう。
ひろしは心配かけたから 今日の夜のおやつは抜きだ と、隊長言ってますが、どうしましょう。