解約

城です。

 

今日かかってきた電話は、当社が管理している駐車場を借りている人からでした。

「孫に車を持っていかれちゃったんだよ。だからもう2か月車を置いていないから、駐車場はもう使ってないんだ。」

「だから駐車場はもう借りないから。」

「契約した時にご説明したと思いますが、解約は最短でも1ヵ月前に申し出ることになっていますので、今解約の意思を聞きましたので、

1か月後の6月25日に解約となります。」

「そんな話し聞いてないよ。」

「契約の時に説明してあるはずで、契約書にうたってあります。」

「いや、聞いてない。だって、もう2か月も使ってないんだよ。それはこの間話したはずだよ。」

(孫が車を返すかどうかわからないから、一応賃料は振り込んで様子をみている、のようなお話は、あったかもしれません。)

「解約するという意思は今日聞きましたので、今日から1ヵ月後が解約に日になります」

「あんた、奥さん?社長は?社長だしてよ。」

「私が社長です。」

「じゃあ、あの男の人は?」

「男性が契約したとしたら、それはうちの社員です。」

「…じゃあ、払えばいいんだろ!!、払えば!!  いくら払えばいいんだよ?!」

 

駐車場でも居住でも、解約についてはトラブルになりがちなので、

こちらは必ず、契約の時に解約は一か月前ですよ、と説明し、本人もそれを聞いて署名印鑑を押してくれているはずなのに、

皆さん、なんでも自分の都合の良いようにおっしゃります。

最後は、もってけ泥棒!!みたいな感じで捨て台詞。

 

こちらは、契約にのっとってしてほしいという気持ちでお話していることが、

それがとてもひどいこと、理不尽なことを言っているように受け取られて、逆ギレされて、

ちょっと心が折れます。

 

それから、女性に言われることが、下っ端の人間、パートかなんかの女性に、とやかく言われたくない、みたいな気持ちが働くようです。

社長の奥さんでもなければ、こんなに生意気なこと言わないはずだ、というのが心理なのですかねぇ。

時々そんな言い方をされるケースあります。

 

 

皆様、契約をするときは、解約のときのことを、しっかり確認、理解してから、判を押してくださいね。

そして、そのことを忘れないでいてくださいね。

それから、女性をなめてはいけません。

後で怖い目にあったりしますよ。