城です。
12月に入ったと思ったら、もう1週間経ってしまいましたね。
忙しいからと仕事ばかりもしていても、メリハリがありませんので、この間の水曜日は、ゴルフ、行ってきました。
『霞ケ浦国際ゴルフコース』
こちらは三郷インターから近いので、日が短くなるこの時期のコンペ会場として使われるようで、毎年1回、今年で3回行ったことになります。
近いし、クラブハウスもオシャレでコースもキレイです。
池とバンカーとが効いていて、池越えのホールが3ホールくらいあり、そこが難しいけど面白いところなんだ、ということに、3回目にしてやっと気が付きました。。
紅葉がきれいでした。
このコースは忘れもしません。
私が初めてコンペデビューしたところです。
ゴルフを勧めてくれたTさんや、友人や隊長などとしかゴルフを回ったことが無かったわたしが、
初めてコンペに参加。(無謀にも)
参加者が立ち並ぶ前で打つ、1ホール目の第一打がどんなに緊張するか、など、 いろいろと脅されて、決死の覚悟で参加したのです。
そのため、遠くへ飛ばすことも、良いスコアも考えず、無欲に、集中して、ボールを見て打つことだけ考えようと臨んだ第一ホールの第一打。
案の上、第1組目でもあったことから、皆が、私がどれだけの実力なのかと注目の中での緊張の第一打。
ところが、ボールは真っ直ぐに飛び、2打目も3打目も打ち損じないどころかバッチリグリーンに乗って、
なぜかパターもすぅっとカップに収まり、パーをとってしまったのです。(パーなんて取ったことなかったのに)
一緒に回った先輩たちが、パーで無いのに!!
ハッキリ言って一緒に回った方々は、「なんだ、初心者で下手ですから迷惑かけると思います。とか、言って、ネコかぶってただけじゃないか…」、と思ったと思います。
そして2ホール目の、第一打。これがまた、ものすごく芯にあたり、気持ちの良い音で、ドラコンか?!っつうくらいの良いあたり。
「なんだ、城さん。全然初心者じゃないじゃないか…」っと言われているそばから、
私の頭の中は、混乱し始めたのでした。
「こんなわけがない、こんなにうまく行くなんておかしい。えっ?私ってゴルフ上手いの?このままいくと、誰よりも良いスコアで上がってしまう?諸先輩たちを差し置いて?そうなの、それでいいの?」
そんなに現実は甘いものではありません。
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コースの途中にある茶店も、風情のある造りでして、ススキがきれい。 |
そんなこと、頭の中でぐるぐると思いだしたところから、途端に!!ガタガタと打ちそこない、
あちこちのバンカーに入れては、数えきれないほど打ったり、池に入れたり……。
今度こそちゃんと打とうと思えば思うほど、ドつぼにはまる。
思いっきり自分の実力を思い知ることになり、そしてコンペに参加した皆さんにも、思いっきり知らしめてしまいました。
だから、コースがどんな風だったかなんて、全く頭に残っておらず、ただただ、恐ろしいアゴの高いバンカーのあるところだ、という苦い思い出だけの1回目でした。
それが、3度目の今年のコンペで、やっとこのコースの面白さに気が付いたのですから、私も少しは上達した、ということなのでしょう。
茶店で甘酒飲んで、おばさんに写真を撮ってもらう余裕、できました。 |
それにしても、ゴルフって本当にメンタルのスポーツですよね。
初心忘れるべからずと言いますが、あの時の、初コンペ第1ホールの気持ちでいつもプレーできたら、
私は今頃シングルプレーヤーになれているところなのに。
何故かもうあの気持ちには、戻れないようです。