3度目の霞ケ浦国際

城です。

12月に入ったと思ったら、もう1週間経ってしまいましたね。

忙しいからと仕事ばかりもしていても、メリハリがありませんので、この間の水曜日は、ゴルフ、行ってきました。

『霞ケ浦国際ゴルフコース』

こちらは三郷インターから近いので、日が短くなるこの時期のコンペ会場として使われるようで、毎年1回、今年で3回行ったことになります。

近いし、クラブハウスもオシャレでコースもキレイです。

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池とバンカーとが効いていて、池越えのホールが3ホールくらいあり、そこが難しいけど面白いところなんだ、ということに、3回目にしてやっと気が付きました。。


2014121620056.jpg紅葉がきれいでした。

このコースは忘れもしません。

私が初めてコンペデビューしたところです。

ゴルフを勧めてくれたTさんや、友人や隊長などとしかゴルフを回ったことが無かったわたしが、

初めてコンペに参加。(無謀にも)

参加者が立ち並ぶ前で打つ、1ホール目の第一打がどんなに緊張するか、など、 いろいろと脅されて、決死の覚悟で参加したのです。

そのため、遠くへ飛ばすことも、良いスコアも考えず、無欲に、集中して、ボールを見て打つことだけ考えようと臨んだ第一ホールの第一打。

案の上、第1組目でもあったことから、皆が、私がどれだけの実力なのかと注目の中での緊張の第一打。

ところが、ボールは真っ直ぐに飛び、2打目も3打目も打ち損じないどころかバッチリグリーンに乗って、

なぜかパターもすぅっとカップに収まり、パーをとってしまったのです。(パーなんて取ったことなかったのに)

一緒に回った先輩たちが、パーで無いのに!!

ハッキリ言って一緒に回った方々は、「なんだ、初心者で下手ですから迷惑かけると思います。とか、言って、ネコかぶってただけじゃないか…」、と思ったと思います。

そして2ホール目の、第一打。これがまた、ものすごく芯にあたり、気持ちの良い音で、ドラコンか?!っつうくらいの良いあたり。

「なんだ、城さん。全然初心者じゃないじゃないか…」っと言われているそばから、

私の頭の中は、混乱し始めたのでした。

「こんなわけがない、こんなにうまく行くなんておかしい。えっ?私ってゴルフ上手いの?このままいくと、誰よりも良いスコアで上がってしまう?諸先輩たちを差し置いて?そうなの、それでいいの?」

そんなに現実は甘いものではありません。

 


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コースの途中にある茶店も、風情のある造りでして、ススキがきれい。

そんなこと、頭の中でぐるぐると思いだしたところから、途端に!!ガタガタと打ちそこない、

あちこちのバンカーに入れては、数えきれないほど打ったり、池に入れたり……。

今度こそちゃんと打とうと思えば思うほど、ドつぼにはまる。

思いっきり自分の実力を思い知ることになり、そしてコンペに参加した皆さんにも、思いっきり知らしめてしまいました。

だから、コースがどんな風だったかなんて、全く頭に残っておらず、ただただ、恐ろしいアゴの高いバンカーのあるところだ、という苦い思い出だけの1回目でした。

それが、3度目の今年のコンペで、やっとこのコースの面白さに気が付いたのですから、私も少しは上達した、ということなのでしょう。

 

2014121620133.jpg 茶店で甘酒飲んで、おばさんに写真を撮ってもらう余裕、できました。

 

それにしても、ゴルフって本当にメンタルのスポーツですよね。

初心忘れるべからずと言いますが、あの時の、初コンペ第1ホールの気持ちでいつもプレーできたら、

私は今頃シングルプレーヤーになれているところなのに。

何故かもうあの気持ちには、戻れないようです。