やぶさかでない

城です。

今日お話ししたお客様は、最近お勤め先を定年された方でしたが、言葉遣いがちょっと普通とは違うのです。

わたしだったら原案と言いそうなところを、「草案」といった時点で、この方はちょっと違うなぁ、と思ったけど、

「それは、やぶさかでないよ。」と言うところを見ると、そんな言葉を普通に使いこなしているとは、

定年まで勤め上げた会社は、きっと大きな会社で、その会社組織の上の方にいた方なのだろうなぁ…、と思ってしまいました。

だって「やぶさかでない」って言葉は、なかなか使いませんものねぇ。

それって、いいってこと?悪いって事?たぶん良いって事よね。程度のなんとなくの知識しかないわたし。

 

それで、調べてみました。

おおむね積極的な意思。

「やぶさか」事態は、気がすすまない、気のりしないという否定的な意味で、

「やぶさかでは ない」となると、否定を否定していて、

「どちらかと言えばやりたい」「悪くはない」という、意味だそうです。

 

漢字では「吝か」、と書くそうです。

 

勉強になりました。