預言カフェ その1

城です。

預言カフェ、というところに、今まで2回ほど、行ったことがあります。

 

友人にとっても良いところ、おもしろい所があるから行ってみよう、と誘われて、あまり乗り気では無かったのですが、興味もあったので、おっかなびっくり出かけたのは2010年の12月。

  

到着したところは、一見明るい喫茶店のようですが、奥の壁に十字架が飾ってあり、日曜日などは集会をするプロテスタントの教会でもあるところです。

テーブルに座ってコーヒーを注文して自分の順番が来るのを待っていると、中年のまったく普通の感じの女性がそばに座り、録音の種類(MDかテープか)を確認してから、名前も悩み事も聞くわけではなく、突然早口で、独特な話し方で語りだします。(預言ができる人は4~5人はいて、でもお客はもっとたくさんいるから順番待ちです。)

預言というのは、先の事を予測するということではなく、神託を告げる、という意味なのです。

 

「神様はあなたのお仕事の件について言いたいようですが、何かご商売をされていますか?」と聞かれ、「はい、会社を経営しています。」と伝えると、女性はやたら早口で語り始めました。

 

私が言われたことは、まとめて言ってみれば、

あなたは商売の事で、自分に自信が持てなかったり悩んだりしているかもしれないけど、あなたは良い意味で商売に向いています。

商売を通して周りの人に良い影響をあたえることができます。

そのためにはビジョンをもちなさい。これから3年間いろんな事を勉強、経験して沢山の引き出しをつくり、土台をつくりなさい。3年後には今とは全く違うあなたになっていますよ。

何があっても心配しないで、解決方法を教えて行きますよ。

と、いうようなことでした。

その前の年に父を亡くして、会社の責任を私の肩にずっしりと感じ、その他いろんな面でちょっと疲れていた時期でもあり、 その言葉に、思いがけなく勇気をもらったことを覚えています。

そして、単純な私は、そうか、では3年間は何があっても負けないぞ!!、と変に?心に誓ったのです。

キリスト教の教会ということで、その後、何か勧誘があるのではないかという心配もあったのですが、それもなく、支払ったのはコーヒー代の1000円だけでした。

一緒に行った友人が言われた言葉なども聞いてみると、基本的に、神様が伝えてくれる言葉は、今までしてきたことを認めてくれて、そしてこれからを応援してくれる、暖かいお言葉を伝えてくれるようです。

 

その後、つらい事や嫌な事などあった時に、録音したのを文章におこしたものを、何度か読み返したこともありました。

 

陰陽五行の勉強をして人の鑑定もするわたしですから、もちろん自分のことも見ていますし、伊勢先生にも見てもらっていろんな勇気をもらってはいたのですが、なかなか自分のことになると、自分の将来や自分を信じるのって難しいものです。

たまたま友人に連れられて行った預言カフェで、そんな預言に出会ったのでした。