城です。
今日は月末ということもあり、月末だからこその来客と、月末とは関係ない来客とが入り混じって、賑やかでした。
その中で、以前にもブログでご紹介したことがあると思いますが、三郷市在住の白川好光(ホームページ、ブログもやっています)さんが顔を見せてくれました。
白川さんは、生い立ちが複雑です。産んでくれた母親に捨てられ、その後育ての母親が3人います。
何故、そんなことを知っているの?って、白川さんの本「バカでも生きられる」に、書いてあるからです。
生まれ持って体に障害もあるのですが、中学を卒業後、東京に上京して大工の修行を始め、
一代で立派な工務店を築きあげ、その会社を現在は弟子にゆずって今は会長に。
日本全国を駆け回って、登校拒否、いじめ、ニート、など青少年の相談、解決、実際に工務店で修業させたり、と指導を続け、また講演をしたり執筆活動をしたり、絵をかいたりしています。
父の代からのお付き合いで、父が亡くなった後も時おり執筆したものを持ってきてくれて、見守ってくださっているのです。
今日持ってきてくれたのは、「さいたまグラフ」という月刊誌に寄せた、「私の人生」、というコラムです。
一部を、抜粋します。
中学を卒業して、すぐ大工の道を進んだことが人生の正解であった。
私の人生に悔いはない。
障害をもって生まれ、産みの親もわからない。
もらってくれた父母がいて、7人の父母の手によってはぐくまれて生きてきた。
人間は、今置かれた条件を受けれて生きねばならない。
人間万事塞翁が馬、人の一生は出会いと縁と運が絡み合うもの。
人生はお棺のふたを閉めるまで分からない。
あきらめの無い人生だとつくづく感じる。
いろんなご苦労を経験した人生の重みのある言葉、まっすぐと心に響きます。
現在68歳ですが、昨日までは北海道でスキーを、来月の第一週は沖縄にゴルフに出かけると、
そして4月からは、若い時にできなかったから、高校の夜間のクラスで勉強するんだ、と言っていました。
「人間生きているのなら、何かワクワクすることをしないと、だめだよ」、ともおっしゃっていました。
白川さんの明るさ、バイタリティー、前向きさ、会うたびに、パワーをもらいます。