突然に…

城です。

去年突然亡くなられた事を今年に入ってから知った、お客様のお宅に、

今日は遅ればせながら、母とお焼香に行ってまいりました。

まだまだ働き盛りの、50代後半の方だったのですが、夜寝ているうちに、亡くなられていたのだそうです。

特に持病は無かったけれど、数日前から胃が痛いと訴えていたそうで、

病院には診てもらっていて、胃カメラの予約をした日だったそうです。

実はそれは胃ではなく、心臓だったらしく、心筋梗塞だったということです。

 

そんな風に突然この世を去られて、残されたご家族は、どんなにおつらい事かと思います。

家族にも、周りの人たちにも優しく、面倒見の良い、そして楽しい方でした。

 

昨日は、母の民謡のお友達が顔を出されて、不動産の相談を少ししていかれましたが、

その方の奥様の、お兄様のご家族の話で、

まだ40代の息子さんが突然死され、それがショックだったのか、その2か月後にお母さんが、そしてそこから数か月後にはお父さんが亡くなってしまった。

わずか1年のうちに、家族が全員亡くなってしまい、残された「家」のこと、「相続」のことについての相談でした。

奥さん子供が先に亡くなり、最後に亡くなったのが、世帯主で家の所有者であったので、

亡くなった方の兄弟に相続権があるため、妹である奥様のところに話がきたそうです。

 

あまりにも悲しい事です。でも、そんな事、あるんですね…。

 

といっても、私にだってあるかもしれません。

もし、わたしが突然死んでしまったら、……?。

もし、隊長が、子供が、突然亡くなったとしたら……?。

 

心配するときりがありませんが、いつ何時、別れの時がやってくるかもしれないのですよね。

いえいえ、必ずいつか、家族でも友人でも、突然でないとしても、死に別れる時はくるのです。

母とだって、いつかそんな別れは来るのです。

 

朝「いってきます」と出かけたら、必ず「ただいま」となるとも限らない、

「おやすみ」の次に「おはよう」と絶対言えるかも、かわからない。

そういう気持ちを心の隅にでも置いておいて、

つい当たり前すぎてないがしろになったり、適当にしてしまう、家族への対応を、ちょっと反省したり、

優しく思いやって、別れの時に悔いの残らない生き方をしないといけないなぁ…、と思い直したり、

そんな本日でした。