マツタケ、現る

城です。

今朝、目が覚めて最初の会話が、隊長からの一言。

「マイドータが帰って来てるぞ。」

9月に家を出て、都会のシェアハウスに住みだしたマイドータ、いつの間にか家族が寝静まってから、

帰宅していたようです。

出て行ってから、まだわずかな日数しか経っていませんが、今回で3度目…。

 

で、朝一キッチンで冷蔵庫を開けると、昨夜は無かった紙の包み紙の四角い箱が、目立つところに「デン」と置いてある。

「なんだ?これは?」

 

 

 

と、出してみて中を確かめると、顔を出したのは、なんと松茸!!

 

すだちもついてるぞ。

 

でも、松茸にしてはちょっと貧弱な感も…。

 

って、自分で買った事無いから、貧弱も何もないけど。

 

うちの冷蔵庫に自然に生えてきたわけがない。

昨日の夜までは無かったのだから、マイドータが冷蔵庫に入れたに違いないだろうけれど、

これは、いったい食べて良いものなのか?

さっそくマイドータが寝ている部屋に行き、「ちょっと、あの松茸どうしたの?」

「友達と築地に行ったから…、安いから買ってきた。」

「あれ、どこ産なの?」

「ちゅうごく…。」

「今夜、夕飯で食べるの?」

「今夜はこっちには帰らない。」

 

築地に友人と遊びに行って、松茸が安い(中国産だから安いはずです)からと、家族に食べさせようと買ってきたようです。

それを届けに、戻ってきたようです。

 

あぁ、家を離れて住むってことは良い事なのかもしれないなぁ…。と、感じました。

一緒に住んでいるときは、うるさい存在だったものが、少し(ホントに少しだけ)距離を置いたことで、

家族が、少しは懐かしい存在に変わったのかもしれません。

 

マイドータの祖母である母は、その気持ちが可愛いじゃないの!!、と喜んでいます。

 

 

さてマツタケ、今夜果たして、どう料理しましょうか……?

(ほんとうに、マツタケよね…。安全よね…。)