暇つぶしで感動

城です。

風邪は、だいぶ良くなりました。まだ鼻声ですが…

 「22才の別れ」って曲、ご存知ですか?

私が高校生くらいの頃、かぐや姫のメンバーだった伊勢正三さんが、解散した後「風」というグループで出した曲で、超大ヒットした曲です。

当社の森下さんは、知らなかった~!! Surprised (世代が…)

「♪♪私の、誕生日22本の、ロウソクを立て、一つ一つがみんな君の人生だねっていって…♪♪」

最近の曲はいくら聞いても覚えられないのに、昔の曲は、歌詞がスラスラ出てきちゃうから不思議~!!

フォークソング部の可愛い(?)部長だった私は、ギターを弾きながら、歌ったものです Smile

 

で、昨日、

家で安静に(ゴロゴロとも言う)していた私は、

(娘がインターネットを‘光‘に変えたついでに、2ヶ月間無料で見放題、という光テレビなるものをつなぎまして。

その2ヶ月間だけ、契約するんだ、とか言ってます。(ずうずうしい、誰に似たのか?)

映画とかテレビドラマ(韓流・アメリカや日本)の数々とかが、色々とただで見れるそうなのです。)

それの小冊子がコタツにあったのもで見ていたら、見られる映画のリストに、

「22才のわかれ Lycoris  葉見ず花見ず物語」というのを見つけました。

それで、そんな映画、あったんだ~、どんな映画なのかなぁ、と思わず見てしまったのです。

Lycoris は、彼岸花のこと

別名 葉見ず花見ず花とも言うそう。

映画を見ると理由がわかります。

監督は大林宣彦監督(「転校生」や「時をかける少女」が有名ですよね)で、2006年に製作。

だから、あの曲が流行ってからだいぶ時が経ってからの映画です。

主演は、筧利夫、清水美砂、他無名の新人か、渋い役者ばかりの地味な配役。

台詞の話し方も力が入っておらずあっさり風。

人生の岐路に立つ40男が、22才のときに分かれた恋人の娘に偶然であうことから、昔のストーリーと、今のストーリーが交錯しながら進むお話…。

期待せず、はっきり言って暇つぶしのような感じで見ていたら、エライ感動不意打ちでした

派手なアクションやサスペンスとは全然違うけど、

私は、こういう地味でしみじみするのが、好きだなぁ、と感じました。

 

この映画、大分(おおいた)3部作と言って、前作は「なごり雪」だったんですって。

 伊勢正三が大分県出身なので、舞台も大分県が必ず出てくるのです。

今回の映画も、臼杵市と津久見市が出てきて、その風情がまたいいです。

今度、「なごり雪」の映画も見てみようと思いました。

でも、3作目はまだ作ってないみたいです。3作目の曲のタイトルは、何だろう?