フランス旅 ⑪ パリ最終日

城です。

そろそろ7月も終わり、急に暑くなってきました。

それなのにまだ5月のフランス旅の話、申し訳ございませんがもう少しですので、お付き合いくださいませ。

 

さて、フランス旅の最後の日、その日の夕方の便で日本に帰る日、

午後3時くらいまでがパリ フリータイム、、自由行動でした。

それぞれが行きたいところに個人的に出かけるわけです。

私はフリータイムにしたかったことは、

シャンゼリゼ通りを歩く。シャンゼリゼ通りのカフェでお茶する。ルイヴィトン本店で買い物する。

ホント ミーハーというか…^^;そんなもの。

 

事前に調べたネットやガイドブックで、「サント・シャペル」という教会のステンドグラスが美しいと知り、

まずはそこに行ってみることにしました。

サント・シャペルは、パリ中心部、シテ島にあるゴシック様式の教会です。

シテ島には他にノートルダム寺院もあるのですが、今回は火事のため観光はできません。

 

5月26日 日曜日の朝、宿泊したホテルから地下鉄乗り継ぎが複雑なので、まずはタクシーで出発。

 

 

 

日曜日の9時半ころ到着したのですが、建物内はまだ人も少なく、

薄暗くひんやりとした空気の中、

四方の壁がほぼ全てがステンドグラス。

細かい模様の色ガラスを通って入ってくる光の神々しいこと。

私のつたない写真の10倍は美しく、友人と二人感動です。

椅子に座ってしばらく見とれました。

 

 

ちなみに、このチャペルは2階建てて、美しいのは2階の方。

1階は庶民の祈る場所だそうで、そちらはなんとも地味で暗い感じです。

神々しい美しいの上階は王族のための場所だそうで、

まぁ その差たるや‼

 

 

2階の方には、大きなカギを持った聖者の彫像が、柱の数だけいらっしゃいまして、

その聖者は大きなカギを持っています。この鍵は天国の扉の鍵なのだそうです。

日本の文化遺産の宇治の平等院なども、貴族が天国へ行けるようにと作られたと聞きましたが、どこの国でもお金持ちは後ろめたいことが多いのか、

現生で栄華を極め、次は天国でも特別な地位にいたいのでしょう。

天国行きを、切に切に祈りたいようです。

 

 

さて、サント・シャペルを後にしてからは、地下鉄にのって凱旋門の足元の駅まで行きました。

ここからシャンゼリゼ通りが始まるのです。

シャンゼリゼ通りを歩く前に、凱旋門に上ってパリの街を眺めてみようと。

 

チケットを買って中に入ったら、後は一番上まで、ただひたすら らせん階段を上ります。

まさかこんなに階段を上るとは予想外で、途中休むところが無く、一気に登るのは相当きつかったです。

後で知りましたが、体の不自由な方やお年寄り用にだけ、エレベーターはあるそうです。

 

苦労して上った凱旋門の上から見たがシャンゼリゼ通りです。

片道4車線づつの車道と、両脇の歩道。

歩道の幅でも日本の6mくらいの車道くらい。。

昔パリの街をを作った人は、ずいぶん先進的だったんですねぇ。

 

その後は、シャンゼリゼ通りのカフェでお食事とお買い物を。

シャンゼリゼ通りは高級ブランドのお店が並んでいますが、それ以外にもフランスの有名スーパーモノプリや、前日にもあった横丁商店街のようなパサージュや、ブランド化粧品を安く売るセフォラなどがあり、そういうところは、単価数千円の手が出しやすいものも色々選べ、それなりにお買い物が楽しめました。

ルイヴィトン本店の前

昨日のギャラリーラファイエットの中のお店と違って、とても空いていました。

なんでだろう?

こちらで買えば良かった…。